芸能

相方だけが売れてしまった芸人 周囲は腫れものに触る扱いする

お笑いコンビで、片方だけが売れることがある。片方が、お笑いとして売れている場合、もう一方は、“バーター”として番組に出るチャンスはある。最近では、“じゃない方芸人”として活躍の場をどうにか広げる芸人もいる。

ただし、片方が俳優になった場合はややキツいことも。1990年代に、若手芸人が一気に売れるきっかけをつくった番組『ボキャブラ天国』(フジテレビ系)で名前が知れた芸人・Aは、某映画監督に気に入られたことを機にお笑い芸人から俳優へ転身した。

しかし、コンビの解散はしていない。

では、もう片方のBはどうなっているのだろうか。数年前までは単独ライブも行っていた二人。ライブにかかわったことのある後輩から話を聞くと、「Bさんは何度も練習をしているのにも関わらず、ツッコミが間違っていることがよくあった。自分のギャグを後輩に考えさせたり、後輩がもともと使っているネタをパクったりすることもある」という。

この二人に限ったことではないが、売れた方は苦難を共にした相方のためにも「オレらは仲が良い」とアピールしようとするが、売れていない方がついつい「どうせあいつはオレのことをバカにしている…」となることも。

こうした状況にお笑いコンビのマネージャー(前出AとBとは関係ない)は「売れている方にも売れていない方にも気を遣わなくてはいけない。ただし、売れていない方がひがみやすいので、そちらをよりケアする必要がある。引退勧告を切り出すわけにもいかないし、コンビとしてズルズルと事務所のHPなどにプロフィールを残さざるを得ません」と語る。

関連キーワード

関連記事

トピックス

妻とは2015年に結婚した国分太一
《セクハラに該当する行為》TOKIO・国分太一、元テレビ局員の年下妻への“裏切り”「調子に乗るなと言ってくれる」存在
NEWSポストセブン
闇バイトにはさまざまなリスクが…(写真/ゲッティイメージズ)
《警察の仮想身分捜査導入》SNSで闇バイトの求人が減少する一方で増える”怪しげな投稿” 「闇バイト」ではないキーワードが浮上
NEWSポストセブン
無期限の活動休止を発表した国分太一
「給料もらっているんだからさ〜」国分太一、若手スタッフが気遣った“良かれと思って”発言 副社長としては「即レス・フッ軽」で業界関係者から高評価
NEWSポストセブン
ブラジル訪問を終えられた佳子さま(時事通信フォト)
《クッキーにケーキ、ゼリー菓子を…》佳子さま、ブラジル国内線のエコノミー席に居合わせた乗客が明かした機内での様子
NEWSポストセブン
1985年春、ハワイにて。ファースト写真集撮影時
《突然の訃報に「我慢してください」》“芸能界の父”が明かした中山美穂さんの最期、「警察から帰された美穂との対面」と検死の結果
NEWSポストセブン
”アナウンサーらしくないアナウンサー“と評判
「笑顔でピッタリ腕を絡ませて…」元NMB48アイドルアナ・瀧山あかねと「BreakingDown」エース・細川一颯の“腕組み同棲愛”《直撃に「まさしくタイプです(笑)」》
NEWSポストセブン
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《TOKIO・国分太一が無期限活動休止》「演者とスタッフは“独特の距離感”だった」関係者が明かす『鉄腕DASH』現場の“特殊な事情”
NEWSポストセブン
グラビアのオファーも多いと言われる中川安奈アナ(本人のインスタグラムより)
《SNSで“インナーちらり笑”》元NHK中川安奈アナが森香澄の強力ライバルに あざとキャラと確かなアナウンス技術で「ポテンシャルは森香澄以上」との指摘
週刊ポスト
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《スタッフに写真おねだりか》TOKIO・国分太一は「コンプライアンス上の問題行為が複数あった」…日本テレビに問い合わせた結果
NEWSポストセブン
不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
インドのナレンドラ・モディ首相とヨグマタ・相川圭子氏(2023年の国際ヨガデー)
ヨグマタ・相川圭子氏、ニューヨーク国連本部で「国際ヨガデー」に参加 4月のNY国連協会映画祭では高校銃乱射事件の生存者へ“愛の祝福”も
NEWSポストセブン