ライフ

アラサー記者料理合コン潜入 西島秀俊似男子のひと言に愕然

アラサー女性記者が料理合コンで作った巻き寿司、茶碗蒸し、豚肉の立田揚げ

 いつか結婚したいけど、合コンは苦手。そんなに焦らなくてもいいや、とのんびりしていたら、あっちゅうまに三十路も半ばに。でも、いまさら婚活ってどうやるの!?と思っていたら、耳より情報をキャッチ。なにやら“趣味・習い事合コン”なるものが流行りらしい。料理、写経、田植え、動物園で動物観賞など、趣味や習いごとを通じて仲良くなる合コンとか。なかでも料理合コンを主催している「R’s kitchen」には男女ともに申し込みが増加中という。なんか面白そうかも~。楽しく習い事して、出会いもなんて一石二鳥!とお気楽なノリで、当サイトの婚活中アラサー女性記者が料理合コンに潜入取材を敢行!

 * * *
 やっぱり食の好みは大事よね! 相手の素の性格も見えるかも。トークをしながらも料理を一緒に作って食べる、という感じの合コンらしい。初対面の人と、会話どころか一緒に料理なんてできるの?と、にわかに不安を抱きながら、いざマンション一室の会場へ!

 今回のイベントの参加資格は24~37才の男女で、この日集まったのは男子3人、女子3人の計6人。ところが、電車の遅延で男女2名の到着が遅れるというハプニングが発生…。出端をくじかれ、ややガックリ。でも頑張るぞ。「ひとまず先に始めましょう」とアネゴ肌な先生に明るく促され、まずは自己紹介から。

 緊張交じりの静かな空気の中、それぞれ名前、出身、仕事、趣味などを自己紹介。…が、この日の男子2名は、なんで参加したの?と疑問が湧くほどシャイで無口。見た目は休日のパパ風男子と、ヒョロっと小柄な武田修宏似男子(正直、タイプじゃない…)。もうひとりの清楚系OL女子が明るく話を繋げてくれたのでホッ。

 そして、いきなり“初めての共同作業”へと突入。テーブルの上にはなにやらトランプカードが…。料理はカードを引いて同じ数字の人とペアを組んで作る仕組みらしい。記者は、鉄道とテレビ観賞が趣味という休日パパ男子とペアを組むことに。

 この日のメニューは和食。ペアを組んで、分担して蒸しパン、茶碗蒸し、豚肉の竜田揚げを一品ずつ作り、巻き寿司は各自で作る流れで、記者のペアは茶碗蒸しを担当。黙々と調理する参加者一同に、アネゴ先生がすかさず、「無言で作業するのはやめましょうね~。ペアの人と話をしながら作りましょう~」とひと言。うーん、逆に話しづらくなるんだけど…。

 しょうがなく、休日パパ男子に「普段、料理はするんですか?」と水を向けるも、「実家暮らしなので…、やらないです」と小声の返答をもらい、あえなく撃沈。さらに、まな板に乗った食材を困った顔で見つめる姿に歯がゆくなってしまい、「私がやりますね~」と調理工程を次々と奪ってゆく記者…。ひとりでやったほうがラク!と心の中で思うと同時に、自分は共同作業ができない人間なのかも、と密かにガックリ。

 4品が完成間際という頃に、ようやく遅れた男女が到着。唯一、頼みの綱だったもうひとりの男子は、明るく社交的で、ひと安心。しかも、西島秀俊似で爽やかな感じ(タイプかも!)。ここでまたもやカードを引いて、席順決め。いざ実食の際に、全員そろったところで自己紹介のやり直しとなった。西島クンいわく、料理に興味があって、今回で3回目の参加とのこと。…ん? 料理に興味? 出会いが目的ではないの?と思い、「皆さん、お料理を習いに来てるんですか?」と素朴な疑問を投げかけた。

 すると、爽やかスマイルを浮かべた西島クンから「当たり前じゃないですか! 料理教室なんだから、料理を習いに来てるに決まってるじゃないですか~(笑い)」と一笑に付されてしまった。あれれ? 合コン目的で来たのは私だけ?? 「合コン」だなんていってはいけないようなビミョ~な雰囲気(西島クン、いい感じだったのに~)。違和感を感じつつも、オトナとして会話を盛り上げるべくしばし談笑。

 西島クンが気を使って無口男子2名にも話を振るが、なんせシャイなため話は続かず沈黙。女子チームも一生懸命盛り上げようと男子に話題を作るものの、結局最後は、女子同士で互いの趣味トークで盛り上がって2時間のタイムリミットは終了~。

 ここで、アネゴ先生から「駅の近くに飲食店が色々ありますので、この後はご自由に」と2次会を促されるも、参加者は「お疲れさまでした~」とあっさり解散。もちろん連絡先の交換もなし…。トホホ…、参加費5500円(女子)も払ったのに、料理レシピだけを収穫して記者の料理合コン初体験は不発に終わった。

 それにしても、自分で味つけして作った茶碗蒸しはつるりとなめらかで美味!「茶碗蒸しがいちばんおいしい」とのお言葉をいただき(女子にだけど)、そこだけは満足。でも、花より団子の記者に、春は遠いのかも…。やっぱり、合コンって、何をやるにしたってまずは集まるメンツが大事よね。今回の料理合コン、星、ひとつです~!

関連キーワード

関連記事

トピックス

“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
「ガイコツが真っ黒こげで…こんな残虐なこと、人間じゃない」岡崎彩咲陽さんの遺体にあった“異常な形跡”と白井秀征容疑者が母親と交わした“不穏なメッセージ” 〈押し入れ開けた?〉【川崎ストーカー死体遺棄】
NEWSポストセブン
ジャンボな夢を叶えた西郷真央(時事通信フォト)
【米メジャー大会制覇】女子ゴルフ・西郷真央“イップス”に苦しんだ絶不調期を救った「師匠・ジャンボ尾崎の言葉」
週刊ポスト
元交際相手の白井秀征容疑者からはおびただしい数の着信が_(本人SNS/親族提供)
《川崎ストーカー死体遺棄》「おばちゃん、ヒデが家の近くにいるから怖い。すぐに来て」20歳被害女性の親族が証言する白井秀征容疑者(27)の“あまりに執念深いストーカー行為”
NEWSポストセブン
赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
前回のヒジ手術の時と全く異なる事情とは(時事通信フォト)
大谷翔平、ドジャース先発陣故障者続出で急かされる「二刀流復活」への懸念 投手としてじっくり調整する機会を喪失、打撃への影響を危ぶむ声も
週刊ポスト
単独公務が増えている愛子さま(2025年5月、東京・新宿区。撮影/JMPA)
【雅子さまの背中を追いかけて単独公務が増加中】愛子さまが万博訪問“詳細な日程の公開”は異例 集客につなげたい主催者側の思惑か
女性セブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン
連日お泊まりが報じられた赤西仁と広瀬アリス
《広瀬アリスと交際発覚》赤西仁の隠さないデートに“今は彼に夢中” 交際後にカップルで匂わせ投稿か
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
NEWSポストセブン