グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
ミスマガジン2022で「ミス週刊少年マガジン」を受賞し、グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈は、芸能界入りの前はアナウンサー志望の学生だった。
グラビアで実績を積み重ねながら、声の技術も磨きつづけ、ついにNHKの番組のナレーションという念願の仕事にも挑戦。活躍の幅を広げている。
グラビアムック「PARADE(パレード)」2025秋号の撮影直後に、芸能界入りの経緯やグラビアへの向き合い方、そして将来の目標を語った。
──グラビアや演技と幅広く活躍されていますが、もともとはアナウンサー志望だったんですよね。
そうなんです。大学時代はアナウンサーを目指してアナウンサースクールにも通っていました。でもミスコンに出て、就活が始まる前にスカウトしていただいて。事務所に所属した数日後にお芝居のレッスンに行くことになり、「ちょっと体験してみようかな」ぐらいの気持ちで行ってみたらすごく楽しくて一気に引き込まれました。そこから自然に芸能の道に進む決断をして、結局アナウンサー試験は受けずに今に至ります。
──とても大きな方向転換ですね。
芸能活動は何もかも知らない世界だったので、全部が楽しかったんです。それにアナウンサー的なお仕事はこの先もできる可能性はあるけど、お芝居は年齢によってできる役も限られるし、「今しかない」と思って。自分でも不思議なくらいスムーズに決断できました。
──そこからグラビアにも挑戦していったと思うのですが、最初から抵抗なくできましたか? グラビアにどんなイメージを持っていましたか?
最初はグラビアに抵抗があって、事務所から提案されたときも一度は「ちょっとまだ……」とか言って濁していました。でも「グラビアをやることで多くの人に自分を知ってもらえるのなら」と思っていざやってみたら、現場の熱量に驚かされたんです。コンセプトとか、衣装やスタジオもすごく考え抜かれていて、スタッフさんの情熱が伝わってきました。「これは想像していたものと全然違うぞ」と思いましたね。そこからは楽しめるようになり、抵抗もなくできるようになりました。正直に言うと、挑戦する前は「グラビアって水着を着て写真を撮られるだけじゃないの?」くらいの認識しかなかったです。でも全然違いました。実際にやってみないと分からないことがいっぱいあるんだなと思いました。
