国内

河村市長 弟子・不倫キス田中美絵子議員の増税賛成を悲しむ

 田中美絵子・衆院議員は55歳の国土交通省キャリア官僚との不倫キス写真を『週刊新潮』に掲載され、民主党石川県連副代表の職を解任された。田中氏は河村たかし・名古屋市長の愛弟子として知られるが、河村氏が反対する消費増税法案にも賛成した。河村氏は田中氏にいまどのような思いを抱いているのか。

――あなたの愛弟子の田中美絵子・衆院議員は消費増税法案反対から賛成に転じた。

「スキャンダルが出たでしょう。あのとき相談に来て、『書かれるくらい気にするな。大丈夫だ』といってやったのに、悲しいなあ、もう。増税法案に反対すると信じて疑わなかったから、採決以降は連絡を取ってない。民主党執行部から『救ってやる』と囁かれて、それになびいてしまったんだろうけど……」

――地方からの革命で政治の体質を変えることができるのか。

「レボリューション(革命)とはそもそも、徴税権をもって自分の豊かな生活のために増税を課す王様と庶民の立場をレボルブ(回転)するということ。いまの王様は稼業議員・役人連合でしょう。彼らが自分たちの地位を守るために、議員特権や増税にしがみつく。この構図を絶たないといかん。

 政治で一番大事なのは、税金を払う農家のおっさんやラーメン屋のおやじだということを政治家が身に染みてわからないと。だから庶民革命が必要なんです」

●聞き手/福場ひとみ(ジャーナリスト)

※週刊ポスト2012年8月3日号

関連記事

トピックス

9月6日に成年式を迎え、成年皇族としての公務を本格的に開始した秋篠宮家の長男・悠仁さま(時事通信フォト)
スマッシュ「球速200キロ超え」も!? 悠仁さまと同じバドミントンサークルの学生が「球が速くなっていて驚いた」と証言
週刊ポスト
ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
《顔出し解禁の愛娘は人気ドラマ出演女優》59歳の小谷実可子が見せた白水着の筋肉美、「生涯現役」の元メダリストが描く親子の夢
NEWSポストセブン
ドラマ『金田一少年の事件簿』などで活躍した古尾谷雅人さん(享年45)
「なんでアイドルと共演しなきゃいけないんだ」『金田一少年の事件簿』で存在感の俳優・古尾谷雅人さん、役者の長男が明かした亡き父の素顔「酔うと荒れるように…」
NEWSポストセブン
マイキー・マディソン(26)(時事通信フォト)
「スタイリストはクビにならないの?」米女優マイキー・マディソン(26)の“ほぼ裸ドレス”が物議…背景に“ボディ・ポジティブ”な考え方
NEWSポストセブン
沢口靖子
《新たな刑事モノ挑戦も「合ってない」の声も》沢口靖子、主演するフジ月9『絶対零度』が苦戦している理由と新たな”持ち味”への期待 俳優として『科捜研の女』“その後”はどうなる?  
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
《かつてのクマとはまったく違う…》「アーバン熊」は肉食に進化した“新世代の熊”、「狩りが苦手で主食は木の実や樹木」な熊を変えた「熊撃ち禁止令」とは
NEWSポストセブン
アルジェリア人のダビア・ベンキレッド被告(TikTokより)
「少女の顔を無理やり股に引き寄せて…」「遺体は旅行用トランクで運び出した」12歳少女を殺害したアルジェリア人女性(27)が終身刑、3年間の事件に涙の決着【仏・女性犯罪者で初の判決】
NEWSポストセブン
家族が失踪した時、残された側の思いとは(イメージ)
「お父さんが死んじゃった」家族が失踪…その時“残された側”にできることとは「捜索願を出しても、警察はなにもしてくれない」《年間の行方不明者は約9万人》
NEWSポストセブン
ガールズメッセ2025」に出席された佳子さま(時事通信フォト)
佳子さまの「清楚すぎる水玉ワンピース」から見える“紀子さまとの絆”  ロングワンピースもVネックの半袖タイプもドット柄で「よく似合う」の声続々
週刊ポスト
永野芽郁の近影が目撃された(2025年10月)
《プラダのデニムパンツでお揃いコーデ》「男性のほうがウマが合う」永野芽郁が和風パスタ店でじゃれあった“イケメン元マネージャー”と深い信頼関係を築いたワケ
NEWSポストセブン
園遊会に出席された愛子さまと佳子さま(時事通信フォト/JMPA)
「ルール違反では?」と危惧する声も…愛子さまと佳子さまの“赤色セットアップ”が物議、皇室ジャーナリストが語る“お召し物の色ルール”実情
NEWSポストセブン
9月に開催した“全英バスツアー”の舞台裏を公開(インスタグラムより)
「車内で謎の上下運動」「大きく舌を出してストローを」“タダで行為できます”金髪美女インフルエンサーが公開した映像に意味深シーン
NEWSポストセブン