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顔面麻痺の落合博満氏 今も睡眠剤を飲み続けていると明かす

 8月16日、和歌山県太地町にある落合博満記念館から顔面神経麻痺で救急車で病院に搬送された落合博満・中日ドラゴンズ前監督(58)。報道後9月2日の講演会にはしっかりとした足取りで姿を現すも、顔には後遺症が見られ、いつもと比べると若干、呂律も回らない印象を受けた。

 実は落合氏、数か月前の講演会でも「今でも睡眠薬を飲んでいる」と発言していた。監督在任中の2006年から飲み始め、監督を辞めた後も飲み続けているという。以下、当時の講演会での落合氏の発言だ。

「6年前から睡眠剤飲んでいます。寝られないんです。レンドルミンとデパス。これを両方飲んでいるんです。いちばん軽いヤツでね。ずっ~と飲んでいても、(医者から)体に害はないといわれて。(監督を)辞めたから、もういいだろうなと思ったら、やっぱりダメなんですね」

 監督退任後、メディアでは時折見掛ける程度で、悠々自適に暮らしているのかと思いきや、講演で全国を飛び回っており、多忙な日々を過ごしている。

「休みならいくらでも寝られる。今日ここ(講演会会場)に来なきゃいけないでしょ? 寝る前にどういう段取りで、どういう話をして、どうやって終わるのか。ず~っと頭で考えて、1時間半の題材を作ってくるんです。作ってくるんだけど、この場に立った時点で、全部忘れちゃう(会場笑い)。だったら、早く寝りゃいいのに。これは皆さんも経験あると思います」

 責任感の強さから、講演会の前の夜も寝られないという落合氏。今回の顔面麻痺には、こうした最近の健康問題が少なからず影響を与えているのかもしれない。

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