お互いに家庭のある身でありながら、ついつい男女の関係に……。不倫はその危うさゆえにこそ、溺れてしまうのかもしれない。しかし、ひとたび発覚すれば、待っているのは修羅場である。間男たちが経験した恐ろしすぎるエピソードを紹介しよう。
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「相手の夫はトラック運転手で、彼女に“今日は帰って来ないから”といわれて、飲んだ後にちょくちょく家に遊びに行っていました」
と話すのはA氏(40代・不動産業)。その日も一緒に飲んで、彼女の自宅へ。そして、お互いに裸になり、さてこれから……という時に、玄関のチャイムが鳴り、「オレだ。急にキャンセルになっちゃって」という男の声が。
「本当に一瞬、心臓が止まりました。彼女は玄関に行って急いで僕の靴を隠し、僕は裸のまま服を抱えてベランダに逃げ、夢中でそのまま飛び下りました。幸いマンションの2階だったので怪我はしませんでしたが、裸足だったので足の裏は傷だらけ。もし高層階の部屋だったらどうなったことか……」(A氏)
※週刊ポスト2013年6月21日号