救急車をタクシー代わりにする困った人が時々話題になりますが、その中でもかなり悪質な例について、26才の看護師が語ります。
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救急車のなかで“痛ぁあい! 生まれるぅ~”と大騒ぎの妊婦さん。“今までどこの病院にかかっていたんですか?”“母子手帳は?”と救急隊員が質問すると、ますます“痛ぁあーい”と大騒ぎ。
運転していた隊員が“おや? 前にも乗ったことあったんじゃ?”と首をひねり出したが、そうこうしているうちに救急車は搬送先の病院に到着。
なんと、それから30分も経たないうちに男児を出産したんだけど、その妊婦さん、以前も同じ手口を使ってそこの病院で出産していたことが判明したんです。そのとき夜中に赤ちゃんを連れてドロン。結局、このときもお金を払うことなく逃げられました。
※女性セブン2013年11月21日号