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ユーモラスな語り口ながら「自殺」の本質に迫った書が登場

【書籍紹介】『自殺』末井昭/朝日出版社/1680円

 母親が隣家の息子とダイナマイトを使って心中した過去を持つ著者は、大人になって借金にうつ、恋愛トラブルなどを経験するが、一度も自殺を考えたことはないという。世間との関係に悩んだときは世間に背を向ける。

 借金を抱えてもなんとかなる。無一文でも生きている人はいる──など、前向きな考え方で危機を乗り切った著者の経験は、死を意識するほど悩んでいる人に生きる希望を与えてくれるはずだ。

※女性セブン2014年2月20日号

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