【書評】『女は笑顔で殴りあう マウンティング女子の実態』/瀧波ユカリ・犬山紙子/筑摩書房/1260円
* * *
「みんなメイク上手~!」と言いながら、自分はすっぴん美人を自慢する。→「自分のほうが友達より上」と思いたい気持ちが言葉や態度につい出てしまう…それを著者らは「マウンティング」と呼び、そうした行為を分析する。
「友達だから」という言葉を免罪符に相手を“ディスる”(批判する)親友型、「私に相談してくれれば」が口癖の事情通型など、その実態が実例とともに詳らかにされる、“あるある”な一冊。
※女性セブン2014年4月10日号