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【ゴキブリの混入ルート】営業停止の『天下一品』FC店、スープは他店舗と同じ工場から提供を受けて…保健所は京都の約20店舗に調査対象を拡大

「天下一品」新京極三条店にて異物(害虫)混入事案が発生

「天下一品」新京極三条店にて異物(害虫)混入事案が発生

“こってり”一筋、多くのラーメンファンを虜にしてきた人気チェーン『天下一品』。その代名詞とも言える濃厚なスープに、あってはならない異物が混入していたことが発覚した。全国紙記者が解説する。

「8月24日にFC(フランチャイズ)店である『新京極三条店』で20代の女性に提供した『こってりラーメン』の中に、体長およそ1センチほどのゴキブリの死骸が混入していました。

 その後の9月8日、『天下一品』の運営会社である天一食品商事の公式サイトに『異物混入に関するお詫びとご報告』と題された文書が掲載されました。そのなかで、同店と、FC契約のオーナーが同じ『河原町三条店』の営業を停止したこと、専門業者による害虫駆除、保健所の指導のもと、原因を調査し、衛生管理体制を見直すことなどが報告されていました」

 取材班が「新京極三条店」へ向かうと、シャッターは固く閉ざされ、店内の様子を窺い知ることはできなかった。普段は、国内外の観光客や、近隣の商店街で働く人々で賑わいを見せていたという。商店街で働く女性は、驚きを隠せない様子でこう話す。

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