芸能

杏 今も視聴率好調で「時代到来、日テレの命運かかってる」

 主演したNHK連続テレビ小説『ごちそうさん』で、平均視聴率22.3%を獲得、4月からはドラマ『花咲舞が黙ってない』(水曜22時~・日本テレビ系)にも主演している杏。今、いちばんノリにノッている女優について、テレビ局関係者はこう話す。

「ドラマ放送の宣伝として出たバラエティが軒並み高視聴率だった。『しゃべくり007』は15%、『笑ってコラえて』は13.2%、『ぐるナイ』は13.2%(いずれも日本テレビ系)。もちろん、番組自体にパワーがあるのも間違いないが、杏の貢献度も高い。たとえば、『しゃべくり007』と同時間帯に放送された『SMAP×SMAP』は小泉今日子などが出演したが、10.8%。杏の圧勝だった。

 NHK連続テレビ小説に限らず、ドラマで高視聴率を取った女優は、その時期にバラエティやトーク番組にゲスト出演をすると、数字を獲れる。今の杏もそう。いい形のまま、『花咲舞~』に入っていける」

 16日に放送された『花咲舞~』の初回視聴率は17.2%と好発進。原作は、作家・池井戸潤氏の小説『不祥事』で、昨年、同氏の原作で放送されたドラマ『半沢直樹』(TBS系)が視聴率40%を超える人気となっただけに、今回も高視聴率が期待されている。

「前評判が低いなんて記事もありましたが、出演番組の視聴率を見れば、杏の時代が到来している事実は否定しようがない。今の勢いのある原作者と女優のコンビですから、日テレ側は当然平均20%越えを期待しており、あわよくば『家政婦のミタ』や『半沢直樹』のように40%越えを狙っている。

 ただ、もしコケた場合は、日テレ全体にとってマイナスになる。『24時間テレビ』のパーソナリティーに既に決定していますからね。日テレとしては、4~6月期のドラマで話題を呼び、まだ熱が覚めやらぬ8月まで引っ張りたいところ。杏に日テレの命運が懸かっていると言ってもいいでしょう」(同前)

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