芸能

読書家ピース又吉 本読むには文字よく見えるあかりが重要

『文字くっきり堂』をPRしたピースの又吉(左)と綾部

 大の読書家で知られるお笑いコンビ・ピースの又吉直樹(34才)がプロデュースする理想の読書空間『文字くっきり堂』が、東京都千代田区の三省堂書店神保町店に期間限定でオープン。その記念イベントが11月5日、同店で行われ、又吉と相方、綾部裕二(37才)が登場した。

『文字くっきり堂』は、小さな文字でもしっかりと見えるパナソニックLED『文字くっきり光』を搭載した照明を体感できるコーナー。又吉がかつて住んでいた部屋と似たようなインテリアで、畳にちゃぶ台、本棚が置かれ、どこか昭和な雰囲気が漂う。

 月に10冊以上の本を読むという又吉は、読書するのにベストな条件のひとつに文字がくっきり見えるあかりが重要だと語る。

「暗いところだと目が疲れてなかなか集中できないんです」と、文字くっきり光が搭載されたLEDデスクスタンドで読書を体験。

「あー、これはどんどん読めますね。黒い文字が浮き出てきます」とページをめくっていく。

 他にも、静かなBGMが流れ、適度に空腹のときが、読書するのにベストだという又吉。

「喫茶店で日本語の歌詞がついた曲が流れるとそっちに気をとられて、ふたつの世界が同時に進行して、集中できないんです。だから静かな場所がベスト。あとは、おなかがいっぱいだとどんな読書好きでも眠たくなってしまうから、お昼にそばを食べて、ちょっと散歩して3時ぐらいに喫茶店に入って梨を2~3切れ食べながら、7時か8時ぐらいまで読書するのが集中できてちょうどいい」と独自の読書哲学を語り、会場を沸かせた。

 また、『文字くっきり光』にちなんで、それぞれが選ぶ心のスッキリ本には、又吉は西加奈子さんの『サラバ!』(小学館刊)、普段は本をほとんど読まないという綾部は芸能レポーター・井上公造さんの『一瞬で「本音」を聞き出す技術』(ダイヤモンド社刊)をセレクト。

 どんな本を読んでいるかで、その人の悩みや未来を占うことができる「特殊な能力を持っている」という又吉は、綾部が選んだ本を『文字くっきり光』にあてながら、パラパラとページをめくり、「綾部さん、あなた最近、熟女とバイクデートをしていますね」と綾部のプライベートを暴露。

 それに対し、綾部は「それ、公造さんがガチでつかんでいるネタだろ! 占いでもなんでもねえだろ。おれ、間違って公造さんの家の隣に引っ越して大変なんだよ」と意外な近況を明かし、会場から笑いが起きた。

 なお、三省堂書店神保町本店では、『文字くっきり堂』に加え、2Fから6Fに『文字くっきり光』体験コーナーが、11月末までの期間限定で設置されている。

撮影■小彼英一

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン