「何から話そうか…」とマイボトルを持参で席に着いた相葉雅紀(32才)。
主演する『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系、月曜21時~)は池井戸潤氏による原作小説(小学館刊)をもとに、気弱な青年がストーカー被害から家族を守るために闘う姿を描いたサスペンスタッチのホームドラマだ。
「自分では想像つかないんですよ、闘えるか不安です…」とクランクインする前に話していたが、撮影が始まって3週間ほど経った今、少し考え方を変えたという。
「難しい役柄でどうやって演じていけばいいのか悩んでいたんですが、主人公になりきることにしたんですよ。自分を引きずることなく、撮影に入ったら切り替えようって」(相葉・以下「」内同)。そうすることで今回の役柄を受け入れることができたようだ。
家族を必死で守る主人公・健太を演じるが「ぼく自身も家族が大好きだし、大切に思ってます。そこは似てるのかな? 似てるといえば、ぼくは父と年々似てきているんですよね。車、バイク、船が好きで。ぼくなんて必要ないのに船舶の免許取っちゃったくらいですからね。あとね、父は動物が好きなの。知らないうちに父を追いかけてるのかな~」。
これまでも数多くのドラマに出演してきたが、今回のドラマについては「とにかく一日が長いんですよ」と言う。それは作品に対する監督の愛情からのようで、「ワンカットワンカットを丁寧に撮ってくださっているからなんですよね。そこから愛情をヒシヒシと感じています」。
嵐としての活動だけでなく、相葉個人の活動としてドラマが加わった。
「お話をいただいたので、もちろん全力を出し切りますよ!! そのために健康管理には気をつけてます。去年のハワイでのコンサートからずっとトレーニングを続けてるんですよ。中でも腕立て伏せ100回、腹筋200回はどんなに疲れてるときでもやろうって決めてたのにお正月にさぼっちゃって…ものすごい自己嫌悪に襲われて…」。そこから一念発起、今では欠かさず続けているのだとか。
健康管理しているという彼のマイボトルの中身が気になり聞いてみると…。「今日はそば茶です! そばが好きだからっていうのもあるんですけどね! でもね、朝食でそばを茹でたときは茹で汁を入れてることもあるよ」と教えてくれた。
やると決めたらとことんやる男。成長した今、彼がどうサスペンスを演じるのか楽しみだ。
※女性セブン2015年4月23日号