さらに今年に入ると、愛之助と熊切の距離は、さらに大きくなっていった。
「愛之助さんが多忙で、なかなか会えなかったそうです。たまに会えたときですら、熊切さんは約束のお店に先に行かされて、マスコミがいないかなどをチェックさせられるそうです。
そして、実際に怪しい車などが店の前に停まっていたら、彼は約束をドタキャンすることもあったみたいですよ」(前出・熊切の知人)
この5月、愛之助は明治座で『五月花形歌舞伎』に出演。愛之助は『鯉つかみ』という演目で当たり役の主人公を演じていた。
「『鯉つかみ』の主人公は熊切さんと交際宣言直後にも演じていました。そのときの会見では共演者から“出し物は何ですか?”と振られると“『恋つかみ』でございます”なんて話すなど、幸せいっぱいといった様子だったんですが、今回は記者から“恋はつかんだままですか?”と聞かれ、“なんのことやら”と答えるのみで、歯切れが悪かったんです…」(前出・歌舞伎関係者)
堂々と交際宣言をしていた時とは打って変わったような愛之助の態度。そして本誌はふたりの別れを物語る証言を得た。前出の熊切の知人がこう話す。
「熊切さんは交際宣言以降、彼の本名(寛之)のイニシャル“H”と自分のイニシャル“A”を入れ、それを“ラブリンネイル”と呼んでブログに公開していたんですけど、この5月に会った時には“もうしばらく入れない…”って。そして浮かない表情で“食欲もないし、寝付きも悪いんだ…”と相当落ち込んだ様子でした。ただ“しばらく”って言い方に未練があるのかなぁ〜と感じましたけど…」
こうして崖っぷちアイドルとの恋にピリオドを打った愛之助に急接近したのが紀香だった。
※女性セブン2015年6月11日号