6月6~7日、秋篠宮家の次女・佳子内親王は、初めて宿泊を伴う1人での公務として山口・下関を訪れた。現在、17人の成年皇族のうち13人が女性皇族。また、未婚の女性皇族は7人で、男性は悠仁親王だけだ。必然的に佳子内親王ら女性皇族が公務において今後ますます重要な役割を担ってゆくことになる。
「秋篠宮殿下、そして紀子さまは、(長女)眞子さまにも佳子さまにも積極的に公務に臨んでほしいという考えです。
ただし、留学中の眞子さまが6月下旬から7月中に帰国される予定で、その後は佳子さまが学業に専念し、眞子さまが公務に励むとされています。今後の佳子さまの公務は定かではありませんが、実現するとすれば都内の音楽・美術鑑賞など近場での芸術部門だと思われます」(皇室記者)
だとすればなおさら、今回の“特別感”は強くなる。お出ましのラブコール殺到は国民の期待の高さを示しているとはいえ、それが佳子内親王の負担にならぬように願うばかりだ。
※週刊ポスト2015年6月26日号