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金投資 国内価格が4500円下回る水準なら買いの検討もアリか

 金価格は1オンス=1100~1200ドル台での値動きが続いている。今秋以降の金価格の動向と金投資のタイミングについてマーケット ストラテジィ インスティチュート代表取締役の亀井幸一郎氏が解説する。

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 ドル建て金価格が1100ドル台で推移している状況の中で、日本国内の金価格は8月上旬現在、税抜きで1グラム=4500円を割れて推移している。

 将来に備え、これから金に投資したいと考えている人にとっては、国内金価格が4500円(税抜き)を下回っている段階は買いを検討してよいタイミングといえるだろう。金現物だけでなく、金ETFもこのような水準の時は買いの好機ととらえてよい。

 注意したいのは、円建ての国内金価格がドル円相場の影響を受ける点だ。アメリカが利上げに踏み切れば、日米の金利差拡大から為替はドル高円安方向に振れると考えられる。より安値で仕込みたいならば、米連邦公開市場委員会(FOMC)による利上げ決定の発表を待たずに、利上げ観測の間に買っておくのが賢明だろう。

 米連邦準備制度理事会(FRB)に利上げを決断させるような経済指標が出るたび、金は売られることが予想される。その金価格が下がるタイミングをとらえ、金を買っておく作戦も有効だ。純金積立で最小限の金額で契約しておき、金価格が下落した時に、購入手数料がかからない「スポット購入」でまとめ買いするのもよいだろう。

※マネーポスト2015年秋号

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