国内

朝日内々定説登場したSEALDs代表「本当に入りたいのは産経」

 国会前のデモ活動で注目を集める学生団体「SEALDs(シールズ)」の代表・奥田愛基氏(明治学院大4年・23)の“進路”について、マスコミ関係者の間でこんな情報が飛び交っている。

「朝日新聞に内々定しているらしい」

 シールズに批判的な勢力からは「政治色の強い活動は就活に不利になる」といった声もあっただけに、リーダーの進路は気になるところだ。安保法案採決直前の9月18日の夕方、朝日新聞に質問すると、意味深な回答だった。

「お答えできません。奥田君本人に直接お尋ねになるのがよろしいかと。たぶん国会前にいるでしょう」(朝日新聞広報部)

 そこで19日未明まで続いたデモ活動を終えたその日の夕方、奥田氏を電話で直撃した。

──奥田さんが、朝日新聞に内々定をもらっているという話を聞いたのですが?

「フフッ、どんなデマ。もらってないし。そんなんもらえるなら、もらいたいですよ(笑い)」

──(採用試験を)受けてはいるのですか?

「大学院に入学しようとしてるんで、寝耳に水ですね」

 だが突如、こんな言葉が飛び出してきた。

「産経新聞を受けようと思ってます、就活は」

 産経といえば、安倍政権支持、安保法制賛成で朝日ともシールズとも正反対の立場だ。

──本当ですか?

「はい、僕は産経新聞狙いで。本当に産経新聞はいい新聞だと思っていて。僕は産経新聞に必要な人材じゃないかと思っていたとこなんで、朝日って聞いてちょっとガックリです」

──産経新聞は受けているのですか?

「まだ受けてないですね。これから受けます」

 ちなみに産経新聞の今年の採用は7月12日に応募が締め切られている。

 取材直後、彼はツイッターにこうコメントしている。

〈朝日新聞から内定貰ったんですか?と謎の週間ポストからの取材が〉

 どこまで本気なのか計りかねる応答だったが、小誌は『週間ポスト』ではなく『週刊ポスト』です。

※週刊ポスト2015年10月9日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン