ビジネス

冷凍チャーハンが美味い理由 「炒める」工程組み込んだから

 未だ経験したことのない人は、騙されたと思ってぜひ一度食べてみてほしい。冷凍チャーハンは想像以上に美味しくなっている。

 普段、冷凍食品自体をあまり食べない本誌記者(60代)も、最初は懐疑的だった。どうせ水分でベチャベチャ、なのに妙に油っこくて、完食なんかできないだろう──そう思いつつ、「冷凍チャーハン売上ナンバーワン」とパッケージに書かれた「本格炒め炒飯」(ニチレイフーズ)を試してみた。

 パッケージは、よく見るタイプの冷凍チャーハンのそれだ。具材も卵とチャーシュー中心のシンプルなもので、失礼ながら、見た目から人気ナンバーワンの理由は伝わってこない。

 だが食べてみると、その理由はすぐにわかった。不思議なことに、きれいに水分が飛んで米がパラパラ。卵はふわふわしていて本来の甘みがあり、角切りのチャーシューは噛むと肉汁がしみ出すほどジューシーだ。さっきまで凍っていたとは思えない。焦げたタレの香ばしさが食欲をそそる。

 近所の中華料理店と比べても遜色ないといっても過言ではない。450グラムの内容量のうち半分を電子レンジで温めたが、あっという間に完食。物足りなくなり、結局残りの半分も平らげてしまった。

 冷凍チャーハンは、仕事と育児に忙しい子育て世代や、料理が苦手な独身男性が購入しているというイメージを持つ人も少なくないだろう。だが、スーパーの冷凍食品売り場ではシニア層が冷凍チャーハンを購入していく姿も目につく。便利で、油っこくなく、美味いからだ。

 冷凍チャーハンのファンからは、こんな声が聞こえてくる。

「小腹が空いた時のちょっとした食事にいい」
「油を引かずに調理できるので油っこくなく、しかもパラパラに仕上がる」
「ちょっと酒を飲みたいときに少量だけ解凍してツマミにできるのが便利」

関連キーワード

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
《美女・ホテル・覚せい剤…》元レーサム会長は地元では「ヤンチャ少年」と有名 キャバ嬢・セクシー女優にもアテンダーから声がかかり…お手当「100万円超」証言
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
【独占直撃】元フジテレビアナAさんが中居正広氏側の“反論”に胸中告白「これまで聞いていた内容と違うので困惑しています…」
NEWSポストセブン
「全国赤十字大会」に出席された雅子さま(2025年5月13日、撮影/JMPA)
《愛子さまも職員として会場入り》皇后雅子さま、「全国赤十字大会」に“定番コーデ“でご出席 知性と上品さを感じさせる「ネイビー×白」のバイカラーファッション
NEWSポストセブン
不倫報道の渦中、2人は
《憔悴の永野芽郁と夜の日比谷でニアミス》不倫騒動の田中圭が舞台終了後に直行した意外な帰宅先は
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
〈シ◯ブ中なわけねいだろwww〉レースクイーンにグラビア…レーサム元会長と覚醒剤で逮捕された美女共犯者・奥本美穂容疑者(32)の“輝かしい経歴”と“スピリチュアルなSNS”
NEWSポストセブン
富山県アパートで「メンズエステ」と称し、客に性的なサービスを提供したとして、富山大学の准教授・滝谷弘容疑者(49)らが逮捕(HPより)
《現役女子大生も在籍か》富山大・准教授が逮捕 月1000万円売り上げる“裏オプあり”の違法メンエス 18歳セラピストも…〈95%以上が地元の女性〉が売り
NEWSポストセブン
永野芽郁のCMについに“降板ドミノ”
《永野芽郁はゲッソリ》ついに始まった“CM降板ドミノ” ラジオ収録はスタッフが“厳戒態勢”も、懸念される「本人の憔悴」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)
《“シュシュ女”ネット上の誹謗中傷は名誉毀損に》K-POPフェスで韓流ファンの怒りをかった女性スタッフに同情の声…運営会社は「勤務態度に不適切な点があった」
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(時事通信社/読者提供)
《動機は教育虐待》「3階建ての立派な豪邸にアパート経営も…」戸田佳孝容疑者(43)の“裕福な家庭環境”【東大前駅・無差別切りつけ】
NEWSポストセブン
“激太り”していた水原一平被告(AFLO/backgrid)
《またしても出頭延期》水原一平被告、気になる“妻の居場所”  昨年8月には“まさかのツーショット”も…「子どもを持ち、小さな式を挙げたい」吐露していた思い
NEWSポストセブン
露出を増やしつつある沢尻エリカ(時事通信フォト)
《過激な作品において魅力的な存在》沢尻エリカ、“半裸写真”公開で見えた映像作品復帰への道筋
週刊ポスト
憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン