ビジネス

FXシステムトレード 相場にあったプログラムが成功のカギ

分かりやすいアイコンがストラテジー選びをサポート

 通貨の取引であるFX(外国為替証拠金取引)について、どんなイメージを持っているだろうか? 実は、日本人は、世界でいちばんFXが好きな国民なのだ。

 昨年度(2014年度)1年間の取引高は、なんと4816兆円。全世界のFX取引高の半分を大きく超えているとみられる。また、取引口座数は500万口座に達しており、一部の投資家だけでなく、多くの人がFXで投資を行なっている。なぜ、ここまで多くの人に受け入れられているのか。

 FXの最大の特長は、投資金額にレバレッジがかけられること。例えば、投資金額が10万円のとき、5倍のレバレッジをかけると、50万円分の外貨を買うことができる。最大レバレッジは25倍なので、250万円分の投資が可能だ。投資のリスクは高くなるが、大きなリターンを狙う人は高いレバレッジで取引する。レバレッジを1倍にすると10万円分の投資しかできないが、メリットはある。外貨預金と同じような使い方ができるうえ、為替の手数料が格段に安く、受け取れる金利も高くなるケースがほとんどだからだ。

 このように、FXにはさまざまな魅力があり、それが幅広い層に受け入れられる要因となっている。それに加えて最近、新たな魅力として注目を集めているのが、「システムトレード」だ。

 システムトレード(以下、シストレ)とは自動売買のこと。パソコンなどにインストールしたソフトが、一定の取引ルールにしたがって、「売り」や「買い」を自動的に行なってくれる。このシストレの人気が、近年、急速に高まっているのだ。

 人気の理由はおもに2つ。ひとつめは、仕事をしている時間や寝ている間でも、チャンスがあればソフトが自動的に取引をしてくれる点。2つめは、FXにあまり詳しくない、普通のサラリーマンやOLといったビギナーでも取引ができる点だ。

 シストレには種類があり、いま人気があるのは、『ミラートレーダー』という自動売買用ソフトを選ぶだけで取引が行なえるタイプ。「ストラテジー」という自動売買用ソフト(プログラム)は何種類もあり、自分が目指す取引をしてくれるものを選べばOK。あとは、シストレが全部やってくれる。

 現在、このミラートレーダーを提供している国内のFX会社はいくつかあるが、その中でダントツの人気を誇っているのが、インヴァスト証券の『シストレ24』だ。口座数は8万口座を超えており、国内のミラートレーダー総口座数の多くを占めているとみられる。なぜ『シストレ24』がそこまでの支持を集めているのだろうか?

 シストレ(=ミラートレーダー。以下同)で利用するストラテジーは、プロの投資家が、過去の為替の値動きを綿密に分析して作成した売買プログラムだ。しかし、いくら経験豊富なプロが作ったものでも、どんな相場でも利益を上げられる“万能ストラテジー”は存在しない。値動きが激しい乱高下する相場に強いタイプや、値動きが乏しいレンジ相場で利益を出せるタイプなど、ストラテジーには一長一短がある。

 したがって、シストレで成果を上げるには、そのときの相場に合ったストラテジーを選ぶことが最も重要になる。このストラテジー選びこそが、シストレが上手く行くかどうかの決め手となるのだ。そうした中で『シストレ24』は、ビギナーでも相場に合ったストラテジーが選べる工夫がされていると評判になっている。

 例えば、『シストレ24』ではストラテジーごとに、特徴を表わす「ステータス」というアイコンを付けている。ステータスは、「コツコツ」「一発」といった取引パターンを表すものから、「好調」「利益更新中」や「不調」「連敗更新中」など、直近の取引の成績を示すものまで、様々なものがある。通常、ひとつのストラテジーに複数のステータスが付けられている。インヴァスト証券取締役CMO・鶴見豪氏によると、「FXの投資経験のない方でも、ひと目で、そのストラテジーのタイプと成績が分かるように表示されています」という。

 さらに、『シストレ24』にはもっと親切なサービスがある。『イマコレ』というステータスを付けている点だ。実際に、『シストレ24』を運用しているインヴァスト証券のスタッフが、「いま選ぶべきストラテジー」に付けるステータスである。「週に1回、すべてのストラテジーの中から検索をかけて、その時点でベストと思われる、成績が良く、調子も上向きのストラテジーを選定しています」(前出・鶴見氏)。

 インヴァスト証券が採用しているストラテジーは、業界最多の9000種類。その中から毎週10本をスタッフが厳選し、「イマコレ」に認定する。イマコレが付いたストラテジーを選べば、完全なビギナーでもシストレで成果を期待できるというわけだ。

 シストレの命運を決めるストラテジー選び。誰でもベストのストラテジーが選べる『シストレ24』が、国内で最も人気があるのは、当然といえるだろう。

関連記事

トピックス

米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
埼玉では歩かずに立ち止まることを義務づける条例まで施行されたエスカレーター…トラブルが起きやすい事情とは(時事通信フォト)
万博で再燃の「エスカレーター片側空け」問題から何を学ぶか
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
事業仕分けで蓮舫行政刷新担当大臣(当時)と親しげに会話する玉木氏(2010年10月撮影:小川裕夫)
《キョロ充からリア充へ?》玉木雄一郎代表、国民民主党躍進の背景に「なぜか目立つところにいる天性の才能」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
米利休氏とじいちゃん(米利休氏が立ち上げたブランド「利休宝園」サイトより)
「続ければ続けるほど赤字」とわかっていても“1998年生まれ東大卒”が“じいちゃんの赤字米農家”を継いだワケ《深刻な後継者不足問題》
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
「ガイコツが真っ黒こげで…こんな残虐なこと、人間じゃない」岡崎彩咲陽さんの遺体にあった“異常な形跡”と白井秀征容疑者が母親と交わした“不穏なメッセージ” 〈押し入れ開けた?〉【川崎ストーカー死体遺棄】
NEWSポストセブン
赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者からはおびただしい数の着信が_(本人SNS/親族提供)
《川崎ストーカー死体遺棄》「おばちゃん、ヒデが家の近くにいるから怖い。すぐに来て」20歳被害女性の親族が証言する白井秀征容疑者(27)の“あまりに執念深いストーカー行為”
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン