男というもの、多少なりとも負けず嫌いなものだが、簡単に玉砕してしまい、情けないことになるケースも。埼玉県に住む薬剤師の女性Fさん(50才)は、地方公務員の夫(59才)の情けない姿にあきれている。
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昔、プロボウラーを目指していた夫は、人が集まると「ボウリング行こう」と言い出すの。先日、私の妹夫婦が遊びに来たときもそうで、夫の目はランラン。
しかしゲームが始まると、数年前からボウリングサークルに加入した義弟はストライク続き。夫に圧勝しちゃった。さすがの夫も、兜を脱ぐかなと思ったら、「あと1ゲーム!」で、結局5ゲームして1勝もあげられず。
「もう1ゲームで、ホントに終わりにする」と言う夫は、指がブルブル震えて、うまくボールをつかめないのよ。
結局、私がやめさせたけど、後が大変。義弟を「あんな汚い男だとは思わなかった」と、まあ、口汚いのなんの。「じゃ、またボウリング対決する?」と言うと黙るけどね。
※女性セブン2016年1月7・14日号