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新東名高速道路はアウトバーンに匹敵する快適構造と専門家

 モテ車を解説する「週刊ポスト」連載の「死ぬまで カーマニア宣言!」。これまでにクルマを40台買ってきたフリーライター・清水草一氏(53)が、開通区間が広がった新東名高速道路の魅力について解説する。

 * * *
 ご同輩諸君。長距離ドライブはしているだろうか? 私はたとえ東京から鹿児島でもクルマで往復するクチで、ロングドライブを半ば生き甲斐としているが、反対に「もう疲れちゃうから」と、敬遠している方もいらっしゃるだろう。

 4年前に部分開通した新東名高速道路も、まだ走ったことがないという方が多いかもしれない。そういうご仁にはぜひ、一度走ってみることをおすすめする。

 東京~大阪間の新たな大動脈たる新東名および新名神は、これまでの日本の高速道路とはレベルが違う。路面は平滑で広々としており、カーブも勾配も少なく夢のように快適。道路構造的には憧れのドイツ・アウトバーンに匹敵する。もちろんあっちと違って制限速度(時速100kmのまま)はあるが……。

 2月13日にはこれまで未開通だった浜松いなさJCT~豊田東JCT間55kmが開通し、これで新東名は御殿場より西側が全線開通。東京~名古屋間のロングドライブがぐんとラクになった。

「そうは言っても片道350kmくらいあるだろう? やっぱりキツイよ!」

 いやいや、百聞は一見に如かず。走ってみれば恐らくビックリする。従来の東名高速に比べて断然快適ゆえに、距離がはるかに短く感じるのである。

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