「いちばん身近な“お姉さま”である佳子さまが『美しすぎるプリンセス』としてメディアで取り上げられたことも影響していると思われます。9月上旬、愛子さまは炭水化物を抜くダイエットを始められたそうです。白米はほとんど召し上がらず、朝食はヨーグルトやジュースだけ。お昼のお弁当を残されることもあり、夕食はサラダや煮物を中心に、肉類を召し上がることも減ったといいます」(前出・宮内庁関係者)
成長期にあって、食事コントロールの成果はすぐに表れた。前出の片田氏が続ける。
「“やせたらきれいになれる”“褒めてもらえる”。そうした成功体験が、摂食障害に拍車をかける可能性は大いにあります。本人にとって、やせていることに価値があり、自分に自信を与えてくれる。その結果、体重を減らすことが『善』であり『正義』になります」
誕生日当日の夕方、愛子さまは天皇皇后両陛下へのご挨拶のため、皇居へと向かわれた。お車で半蔵門を通過される愛子さまは集まった報道陣や一般人に向け、車内灯を点灯させて満面の笑みを振りまかれた。
「摂食障害の患者の中には、疾患を抱えているということ自体を認識していない場合も多くあります。周囲から見れば、明らかに健康を害するやせかたをしているにもかかわらず、やせている自分に満足しているので、もっと体重を落とそうとさらに過激なダイエットに挑もうとします」(前出・片田氏)
撮影■雑誌協会代表取材
※女性セブン2016年12月22日号