「小室さんは何度も秋篠宮邸を訪れています。そこで、秋篠宮さまや紀子さまと交わしたごくごく私的な会話や、結婚に関連するお金の話、金銭トラブル発覚後の相談などが逐一、記録されていたとしたら……。眞子さまから録音データの存在を聞かれ、秋篠宮ご夫妻も強く憂慮されたのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
「家族全体の苦しみ」美智子さまのご憂慮
秋篠宮さまは昨年11月、「結婚は認めるが、婚約は別」という見解を示された。
「眞子さまと小室さんは、納采の儀などの儀式を伴わない“駆け落ち婚”をし、1億5000万円ほどの一時金も支払われないだろうという見方が強まっていました。しかし、小室さんが『録音する男』であることが判明した以上、秋篠宮家は小室さんに屈服し、希望通りにせざるを得ないでしょう。一時金は支払われ、儀式も行われると思います。小室さんが準皇族的な活動をしたいと言えば、それも認めざるを得ない。
最短のスケジュールである10月での結婚で、小室さんと佳代さんはカネも地位も手に入れることが濃厚になってきました」(前出・皇室関係者)
眞子さまを止められなかった秋篠宮家に、将来の天皇家に声を上げられなかった宮内庁。この結婚に、もう壁はないのか—─。
「皇室のトップである天皇陛下か、平成の30年間で天皇家の要であり続けた美智子さま。おふたりしか、“最後の砦”になり得ません。秋篠宮さまも眞子さまも、おふたりのおことばは受け入れざるを得ないでしょう」(皇室ジャーナリスト)
陛下は今年2月、眞子さまのご結婚問題について“ご両親とよく話し合うように”と対応を促していた。
「国民との信頼関係を誰よりも大切にされてきた陛下と美智子さまが、国民からこれほど不満が噴出しているご結婚をどうお考えになられるか。当初より、眞子さまのご結婚問題は“家族全体の苦しみ”と捉えられ、いちはやく小室さんの性質を心配されたのも美智子さまでした。
国民と皇室の結びつきはいま、危機的な状況を迎えているといっていい。国民の抗議がこれだけ宮内庁に届いているのです。“小室文書では国民は結婚を祝福できない”と秋篠宮家周辺に助言され、解決金などのさらなる対応を求められたのは、おふたりのどちらかかもしれないとまことしやかに囁かれています」(別の皇室関係者)
令和皇室はいままさに大きな試練を迎えている。
※女性セブン2021年4月29日号