「お別れの会」は行われるのか?
思春期を迎えた血のつながらない長男と、目の離せない次男。四苦八苦しながらも、3人で暮らすことをようやく日常として受け入れようとしていたそんな矢先の出来事だった。2020年末、獅童が『週刊女性』(1月5・12日号)の取材に答え、長男を引き取ることを考えていると明かしたのだ。
「獅童さんが中林さんの事務所を通じて、(長男を)可能なら引き取ることもできると伝えているという内容で、2015年に再婚したいまの妻も了承しているという話でした。
それを見た中林さんは言葉を失った。話があまりに突然のことだったからです。竹内さんが亡くなった後、中林さんのところへ獅童さん側からは特に連絡もなかったのだそうです。ところが、住居を移し、自分ひとりで2人の子供を育てていこうと覚悟が固まった頃に、長男を引き取ることに前向きである旨を、間接的に聞かされたため、“いま、なぜそんなことを?”と理解に苦しんでいました」(前出・中林の知人)
『週刊女性』の記事では、中林の事務所に獅童から実際にアプローチがあったのか確認がなされ、事務所はこう答えている。
《1度、先方のマネージャーの方からご連絡はいただきましたが、渦中のタイミングであったので、こちらの状況を説明したところ、先方もまた改めますとのことでした。それきりです。(後略)》
竹内さんと獅童の離婚後、長男については多くの報道がなされてきた。なかでも多かったのは、竹内さんが獅童に長男を会わせていないというものだった。
「そもそも、あの2人の離婚協議に1年以上もかかったのは、親権をどちらが持つかで激しい争いがあったからです。最終的には竹内さんが勝ち取りましたが、獅童さんは、その後、子供に積極的に会おうとしなかった。離婚理由に不倫があったわけで会いにくかったのかもしれませんが。
中林さんはそうした様子を聞いていたので、竹内さんが亡くなった後も、獅童さんに相談しようとは思っていなかったそうなんです。子供たちの父親は自分。そんな思いを強めていった。そこへきての獅童さんの発言……中林さんは困惑していました」(前出・中林の知人)