タクシーでやってきたY子さんを海老蔵が手招きで家の中に入れた

タクシーでやってきたY子さんを海老蔵が手招きで家の中に入れた

 再びB美さんとの「稽古場デート」の夜に話を戻そう。夜中にドライブに出かけたふたりは、都心にある飲食店をわずかな時間だけ訪れると、再び車に乗り込み、邸宅に戻ってきた。真夜中もかなり深い時間になってから、海老蔵だけが子供たちの待つ自宅マンションに戻っていった。B美さんは広い邸宅に残されたままだ。

《おはようございます

なぜか
二人は
もう起きてる、、

どゆこと?》

 海老蔵は翌早朝7時前、そんな言葉とともにパジャマ姿の子供たちの写真をブログにアップした。自宅マンションで子供たちと清々しい朝を迎えたことを、キラキラした絵文字とともに世間に報告した。

 その直後、再びひとりで邸宅へと向かう。車でたった10分の距離である。麻央さんとの思い出の家で、いまは稽古場として使っている邸宅では、もう慣れているのだろう、B美さんがひとりで一夜を明かしていた。そこに海老蔵は急いだ。早朝からしばらくの間、ふたりは、外に出てこなかった。

 海老蔵の所属事務所に、稽古場に招いた2人の女性との関係を尋ねると、次のように回答があった。

「プライベートのことは事務所は把握しておりません。海老蔵と事務所で話し合い、今後はファンのかたやご後援いただいている皆さまの信頼を回復し、本来の歌舞伎役者としての舞台を大切に、真摯に向き合い皆さまにお見せすることが第一と考えております」

「天国の麻央さんを呼び出す」

 賑やかな海老蔵の女性関係だが、それ以上に周辺は騒がしい。麻央さんの姉・小林麻耶(42才)が、元夫で整体師の國光吟氏(38才)とともに、海老蔵への“攻勢”を強めている。

「ふたりはブログで、海老蔵さんに多額のお金を貸したとか、真偽不明のことを理由に謝罪を求めたかと思うと、“霊言”と称し、亡くなった麻央さんや神田沙也加さんをあの世から呼び出して自分たちに都合のいいことを語らせるといった妄言を書き連ねています。さらに、國光氏は自分のことを『この世の創造主』と主張するなど、ふたりで危ない妄想の世界に入っています。

 麻央さんが亡くなってからしばらくの間は、妹の代わりに麗禾ちゃんと勸玄くんの面倒を見ていた麻耶さんに同情的だった人たちも、こうした行動を目の当たりにしてすっかり離れてしまいました」(スポーツ紙記者)

 麻央さんがどのような思いを抱えながら天国へと旅立ったのかはわからない。だが、いまのような家族間の対立だけは望んでいなかったはずだ。

 2010年1月に行われた婚約会見で、麻央さんは、海老蔵からのプロポーズの言葉を笑顔で明かしていた。

「来世も、再来世も、一緒にいよう」

 残された海老蔵は「今世」をどう生きていくのか。歌舞伎界を背負う男の生き様を、歌舞伎ファンのみならず多くの人たちが見守っている。

※女性セブン2022年4月21日号

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