巨人・坂本勇人の女性スキャンダル　報じない新聞・テレビは「SNS全盛時代に通用しない」と疑問の声

　民放テレビ関係者は、ワイドショーで坂本の女性問題を扱わないことについて局内で対立している現場の状況を語った。

「会社の上層部は示談が成立していることを報じない理由として説明しますが、これが“逃げ口上”であることを局内の人間もわかっている。坂本はバリバリの現役プレーヤーで史上2人目の通算3000安打を達成する可能性がある。“プロ野球界の顔”としてそのパフォーマンスを取り上げる機会が多いだけに、スキャンダルを報じることはあまり得策ではない。報じなければ、ほとぼりが冷めてこの一件が忘れ去られる。

　ただSNS全盛の時代でこのやり方が通用するとは思えない。巨人ファンの中でも球団から処分がないことに疑問の声が多く、女性ファンが離れている。局内でも『坂本の件をスルーするのは時代遅れ』と疑問を呈している人間はいます。視聴者の信頼を失うことは一番避けなければいけないことですし、坂本に対して批判の声がこのまま続くようだったら、報道のスタンスが変わる可能性はあります」

　2年連続V逸が決まった巨人はCS進出の3位を目指して戦っている。攻守の中心選手として坂本は試合に出続けているが、球場は異常な雰囲気に包まれたままだ。活躍することがファンに受け入れられることにつながるだろうか。