平成リバイバルはエンターテイメントの世界だけではない。
「ファッションも『あ〜、これ昔、着たなあ』と思うデザインが復活しています。一時期、メイクも赤リップとかブルーシャドーが流行ったし、フィルム式のインスタントカメラの人気も再燃しました。平成レトロブームはまだまだ止みそうにありません」(同前)
実は広瀬香美は2009年以降、配信限定を除きシングル曲を発売していない。
「その様はまるで松田聖子さんのようです。新曲をリリースしつつも、ライブやディナーショーでは必ず往年の名曲を熱唱する。60歳になった今も、可愛いアイドル衣装も着こなす。ファンの期待を裏切らず、親子三世代を虜にする。
スターになるとデビュー曲を歌わず、新ジャンルにトライする傾向が散見されますが、広瀬さんはきっとそうはならない。いつの日も私たちの『ロマンスの神様』であり続けるのでしょう」(同前)
暗いニュースが続いた2022年が暮れようとしている。今も変わらない広瀬香美の歌を聴いて、あの頃の元気を取り戻すのも一手かもしれない。