大沢たかお一覧

【大沢たかお】に関するニュースを集めたページです。

綾瀬はるか
綾瀬はるか、韓国スターのノ・ミヌと交際2年も結婚への障壁
 女優の綾瀬はるか(35才)が、2年に及ぶ極秘交際をしている恋人がいることがわかった。「実は昨年末頃から、綾瀬さんが東京五輪後に結婚するという話が出回っていました」とは、芸能関係者。「彼女は複数の五輪スポンサーのCMに出ていて、いわば五輪の顔の1人です。そのため、五輪が終わるまでプライベートの変化はご法度。今年早々に結婚について報じようとしていた一部メディアもあったのですが、結局表には出ませんでした」(芸能関係者) しかし、五輪の開催が不透明になるにつれ、綾瀬を取り巻く状況も変わっていく。「五輪延期が発表され、関係者の間では、結婚も延期かと囁かれていました。ただ、日を追うごとに中止の可能性も出てきている。そこで、五輪を待たずに結婚するか、婚約を発表するという説も出ています」(前出・芸能関係者) これまで綾瀬には、恋の噂はほとんどなかった。時折、交際相手として名前が挙がるのは松坂桃李(31才)や大沢たかお(52才)など、ドラマや映画の共演者ばかり。スキャンダラスな話は聞こえてこない。「共演者との交際が取り沙汰されてきたからといって、“共演者キラー”というわけでもないんです。綾瀬さんは、交友関係を積極的に広げることにあまり関心がないようで、交際に発展するほど仲よくなるとしたら共演者くらい、という時期が長かったんですよ」(映画関係者) その一方で、結婚願望は前々から明かしており、いまから5年前の雑誌のインタビューでは、《34才ぐらいまでに結婚したいな》と語っている。今年3月に35才になった綾瀬は、34才になる少し前から、人知れずその相手をたぐり寄せていた。 誰もが想像していなかったが、その相手は韓流タレントだ。その正体を詳述する前に、韓国での綾瀬の人気ぶりを知る必要があるだろう。「2007年のドラマ『ホタルノヒカリ』(日本テレビ系)の“干物女”としてその名を知られ、その後も、映画『今夜、ロマンス劇場で』やドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)で、人気を確実なものとしてきました。特に“ぎぼむす”では、綾瀬さんの話す敬語やビジネスの常套句が、日本語の勉強になると評判でした。2012年には韓国の人気俳優が“綾瀬さんといちばん共演したい”と口にしたことから、韓国の検索サイトで“綾瀬はるか”がトレンド1位になったこともありました」(韓流に詳しいジャーナリスト) その相手の男性も同様に、綾瀬に対して憧れの思いを持っていたという。海の向こうにいる憧れの女優の心を射止めた韓流タレントの名は、ノ・ミヌ。34才。185cmの長身と、ロングヘアがトレードマークの端正な顔立ちをしたイケメンだ。 ミヌは、もともとミュージシャンとして2004年にデビュー。ロックバンドではドラムを担当し、2年後に脱退した後は、俳優やモデルとして活躍している。「昨年、連ドラで演じた連続殺人犯が、彼のどこか冷ややかなルックスと合致して話題になりました。インタビューでは恋愛観も明かしていて、『恋愛は世界一難しい。年齢を重ねると、運命の人に出会うのが難しくなっているように感じる』などと話していました」(前出・韓流に詳しいジャーナリスト) 世界一難しいその問題を、どのように解いたのだろうか。「交際が始まったのは、2年ほど前のこと。綾瀬さんの活躍を知っていたミヌからのアプローチで、共通の知人が引き合わせたんです。ミヌは2016年10月から2年間、兵役に就いていて、除隊は2018年7月のことで、本格的な交際は除隊後から。ミヌの芸能活動の基盤は日本で、除隊直後から日本でファンミーティングも行っていました。韓国へは頻繁に帰っていましたが、綾瀬さんも多忙な時間を縫って愛を育んでいたようです」(ミヌの知人) ふたりの交際について、綾瀬の事務所は、「友人ですがそれ以上の関係ではありません」と答え、交際を否定。 一方、かつて日本で歌手活動をしていたミヌの母親で事務所社長は、「え、なんで…。突然のことで戸惑っていますが、私生活については私の口から話すべきところではないので」 と動揺を隠さなかった。綾瀬の知人によると、自由に会えない分、気持ちは盛り上がっているという。「彼と結婚したいとごく親しい人には相談しています。国籍のハードルはありますが、韓国の人気ドラマ『愛の不時着』のように、ふたりならどんな障壁も乗り越えられると、かなり夢中な様子です。あんな綾瀬さんは珍しい。そんな綾瀬さんの気持ちに押されて、ミヌも結婚への決意を固めたようです」 が、ふたりの前に広がる道は決して平坦なものではない。日韓の芸能人同士による国際結婚となると、なおさらだ。「2014年に関根麻里さんがソウル出身の歌手Kさんと結婚したときには、さまざまな反応がありました。ちょうど日韓関係が冷え込んでいた時期でもあったため、ネットなどでは関根さんへのバッシングも起こりました。今回のふたりの交際も、互いの国を刺激しかねない。隠していた裏にはその配慮もあるようです」(前出・芸能関係者)◆実家の祖母は何を思うか さらに韓国は儒教が深く根付いている。礼を重んじ、年長者を敬い家族を大事にするこの文化には、いい側面もあるが、男尊女卑という前時代的な思想もつきものだ。「韓国では、日本以上に家庭内では男性の地位が上です。しかし、芸能界では綾瀬さんの方が知名度も収入も圧倒的に上ですから、結婚すれば完全なる“格差婚”。この矛盾が夫婦生活の障害になりかねないと、ふたりの周囲も結婚に対して大反対しているんです」(前出・ミヌの知人) しかし、「格差」「周囲の反対」といった単語は古今東西、恋するふたりには、その恋をさらに盛り上げるための燃料にしかならないようだ。「あまりに強い反対にミヌは結婚に躊躇しているというか、いまは少し冷静になっています。でも、綾瀬さんは“ふたりで決めたならそれでいい”と強い気持ちでいるようです。新型コロナも、ふたりの絆をさらに深めるきっかけになったようです」(前出・綾瀬の知人) ただ、前述したように綾瀬には五輪の顔として果たさねばならない責務がある。「五輪が仮に中止になったとしても、すぐに婚約や結婚を発表したら、まるで中止を待っていたかのように見えてしまいます。正解のない問題を解こうとしているような状況で、結婚まではかなり厳しい道だと言わざるを得ません」(前出・ミヌの知人) そうしたふたりを、家族はどのように見守っているのだろうか。広島県の綾瀬の実家を訪ねると、農作業中の祖母が取材に応じてくれた。「このあいだ(綾瀬の父親の)法事があったばかりだからしばらく家に帰って来ておったけどな~。あれが好きなようにすりゃあええけん。(結婚となれば)うれしいかどうか…そりゃあ、やっぱりうれしいじゃろうね」 人気ドラマ『愛の不時着』のように、障壁を乗り越え数少ない逢瀬のチャンスを密かに楽しむふたり。恋の物語の結末はハッピーエンドか、それとも…。※女性セブン2020年7月16日号
2020.07.02 07:00
女性セブン
JIN、ごくせん、逃げ恥 再放送作品が高視聴率となった理由
JIN、ごくせん、逃げ恥 再放送作品が高視聴率となった理由
 新型コロナウイルスの影響で新作ドラマの撮影がストップし、空前の再放送ラッシュが続いている。視聴率10%が再放送の成功ラインだというが、実際に成功を収めた再放送ドラマも多かった。その勝因をドラマ視聴のプロに分析してもらった。「頼むぜよ。南方先生」。懐かしのフレーズが響き渡る。大沢たかお(52才)演じる医者の南方仁に、内野聖陽(51才)演じる坂本龍馬が土佐弁で語りかける。 江戸時代を舞台にした医療ドラマ『JIN-仁-』(TBS系、2009年)は、この4月、土曜と日曜の14時から2話ずつ再放送された。この時間帯は外出する人が多く、高視聴率が望めないとされていたが、6回の放送すべてで2桁を記録した。「作品に出てくる“コロリ”という感染症が新型コロナを連想させ、感染が拡大して特効薬がないという状況も、いまと重なりました。視聴者は自分のこととして物語をとらえ“リアルタイムで見ていたときよりも感動した”という声もあがっています」(ドラマ評論家の田幸和歌子さん) 大沢の脇を固めるキャストも、綾瀬はるか(35才)、中谷美紀(44才)、桐谷健太(40才)など、ハマり役ばかりだったことも高視聴率に影響している。 目下、お茶の間を楽しませてくれているドラマの再放送。特に視聴者を喜ばせているのが、平成を代表する名作の数々だ。 6月3日の放送で堂々の視聴率12.7%をたたき出したのは、仲間由紀恵(40才)が熱血教師ヤンクミを演じた学園コメディー『ごくせん』(日本テレビ系、2002年、再放送日は水曜22時。以下同)。「とにかく生徒役が豪華です。小栗旬さん(37才)や松本潤さん(36才)、松山ケンイチさん(35才)など、トップスターの若かりし頃が楽しめます。“昔の松潤はこうだったんだね”と、親子でも楽しめます」(テレビ解説者の木村隆志さん) 松潤の主演作『99.9 -刑事専門弁護士-』(TBS系、2016年、再放送は日曜21時)も、再放送第1話が12.6%と好調だった。「松本さん目的で見ている人も多そうですが、ダジャレが連発される脱力系のストーリーが、重苦しい雰囲気の世の中で受けている」(木村さん) 王道ど真ん中の恋愛ドラマも好調だ。5月31日から再放送が始まった『愛していると言ってくれ』(TBS系、1995年、再放送は日曜14時)もSNSでトレンド入りするほど注目された。「豊川悦司さん(58才)と常盤貴子さん(48才)が、あまりに美しい。当時のトヨエツといえば“美声”が魅力の1つなのに、この作品では耳が聞こえない役なので、手話を使っている点も斬新です」(田幸さん) 愛を深める手段が、メールやLINEではなく、当時12万円もしたFAXというのには時代を感じるが、それもリアルタイム視聴者にとっては懐かしめるポイント。再放送に先がけて、豊川と常盤が“リモート同窓会”を開催したことも、懐かしさに拍車をかけた。 秘策が功を奏したドラマもある。『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系、2016年、再放送は火曜22時)は、再放送でありながら既視感を感じさせない作りになっていた。「未公開カットをちりばめた再編集になっていて、初見の視聴者はもちろん、リアルタイムで見ていた人も、“未公開カット探し”を楽しめるようになっていました。エンディングの恋ダンスも、リモートで撮り下ろされていて、新垣結衣さん(32才)も星野源さん(39才)も、役柄とは違う“素”に近い表情で踊っていたのも印象的でした」(木村さん) 6月2日までに3話放送され、視聴率はすべて2桁台をキープしている。 リアルタイムでも好評だったドラマが、さらに評価を上げた例も。亀梨和也(34才)主演の『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系、2005年、再放送は土曜22時)だ。「亀梨さん演じる男子高校生の修二は、誰にでも優しいけれど誰のことも好きではなくて、彼に振り回される恋人役の戸田恵梨香さん(31才)に感情移入する女性が多いんです。このドラマで描かれている“思春期独特の痛み”は、そのど真ん中にいるときは直視できなくても、大人になったいまならしっかりと噛み締められる。社会問題に通じるエピソードも豊富で、“いまの若い人に見てほしい”という感想も聞かれます。野ブタと呼ばれる女子高生を演じ、いまは引退した堀北真希さん(31才)の姿が見られるのもうれしいですね」(田幸さん) 15年前の作品だが「いま見ても充分に面白く、学園ドラマの“古典”になり得る作品だと思います」と、ドラマ評論家の成馬零一さんも太鼓判を押す。※女性セブン2020年6月25日号
2020.06.11 16:00
女性セブン
再編集版『JIN-仁-レジェンド』全6回が2桁視聴率記録の背景
再編集版『JIN-仁-レジェンド』全6回が2桁視聴率記録の背景
 再放送ドラマが話題だが、当然のことながらすべてのドラマが数字をとるわけではない。“勝ち組”は何が違うのか。ドラマウォッチを続ける作家で五感生活研究所代表の山下柚実氏が分析した。 * * * 地上波では放送局が各シーズンさまざまな新作ドラマを作り、工夫を凝らして視聴率を獲得すべくしのぎを削ってきました。ところが新型コロナ感染拡大で、それもストップ。すでに放送された過去作品を再放送したところ、想像以上の人気を得て2桁視聴率も獲得し注目を集めています。4月18日~5月3日までの土日に放送された『JIN-仁-レジェンド』(TBS系)は、再編集版全6回のすべてが「2桁の視聴率に届いた」と話題になりました。 その高い数字はいったい何を指し示しているのか? 登場人物も結末もわかっているのに。再放送の人気からどんな意味を読み取るべきでしょうか?『JIN-仁-』は……大沢たかお主演、2009年10月期、2011年4月期に放送されて人気となったドラマ。現代から江戸・幕末へとタイムスリップした主人公の医師・南方仁。医療技術を駆使してコロリに感染し苦しむ人や梅毒を患う吉原の女などを救うべく必死に治療にあたり、懸命に生きる事の大切さを浮かび上がらせていくヒューマンドラマです。 今の新型コロナによる医療崩壊の危機と重ね合わせて見た人も多かったはず。しかし、新型コロナとの二重写し、あるいは多くの人が自宅に巣ごもりしていたから、という理由だけでは片付けられない「何か」が、高視聴率獲得の背景にありそうです。 そもそも「繰り返し見ることに耐えられる作品のクオリティ」とは何なのでしょう? 再放送されることで一段と評価を上げる作品とは? その「5つの力/条件」について考えてみると……。【1】役者の力--演じる役者が輝き、張り切り、作品にかけている気迫が感じられること【2】脚本の力--描かれる人物像が単純ではなく、多面的な性質を持つこと【3】時代を描く力--様々な社会背景がストーリーに加味され投影されて物語に奥行きがあること【4】テーマの力--主題・メッセージがしっかり存在していること【5】映像の力--カメラワークや色調の工夫、ロケ等で映画のような立体的な世界を感じさせること 上記の条件が複数重なりあったところに、繰り返しの視聴に耐えうる味わいあるドラマが生まれてくるのではないでしょうか?『JIN』だけではありません。例えばNHKBSで今年3月まで1年間再放送されて話題となった連続テレビ小説『おしん』。当初、単なる貧乏といじめの物語だと誤解していた私自身も全編逃さずに見ることになりました。見ざるを得ない迫力と展開力がこのドラマの中にありました。 まず役者が凄かった。『おしん』といえば幼少時の小林綾子が有名ですが、中年のおしんを演じた田中裕子、老年期まで演じた乙羽信子、その女優リレーの迫力たるやアッパレの一言。眼を離せない勢いで、魂を揺さぶられた視聴者も多かったはずです。 時代背景は明治・大正・昭和の激動期。貧農から出発したおしんは、商才に恵まれ飲み屋、魚屋、そしてスーパー経営へと時代と共に新業態を展開していく。ビジネスストーリーとしても面白い上、労働運動や反戦思想も絡んで社会が描かれ、結婚による嫁と姑の対立は文化的摩擦の物語として活写されました。そう、この再放送は、時代の中に風化していた「宝物」を再発掘する好機になったのでした。 一方、『JIN』の場合は比較的新しい作品のため、視聴者の多くは初見ではなく、物語の内容も憶えている。「結末」も知っている。ですから再放送を見る時は「筋書き」を追う以上に、このドラマがたしかに放っていた独特の空気感、役者の演技の迫力、世界観の魅力にもう一度触れ没入したい、感動したい、という気持ちで画面に向かったのではないでしょうか。 今回の成功を踏まえて、今後はさらに再放送が増えていくはず。実際にTBSは1月期に放送されたばかりの竹内涼真主演『テセウスの船』を、5月11日から再放送しています。そう、優れた作品は一回見たからといって消費し終えることはできない。見るたびに発見があり気付きがあり楽しい。そんなドラマが見たいし、これからも生まれてきて欲しい。個人的には『JIN』を手がけた監督・平川雄一朗氏の過去作品『天皇の料理番』の中で初々しい料理人を演じた佐藤健の姿を、もう一度見てみたいものです。
2020.05.16 16:00
NEWSポストセブン
映画『AI崩壊』初日舞台挨拶に登場した出演者と入江悠監督
映画『AI崩壊』撮影で岩田剛典と賀来賢人は「インドア部」
 映画『AI崩壊』の初日舞台挨拶に、出演者の大沢たかお、岩田剛典、広瀬アリス、賀来賢人、そして入江悠監督が登壇した。 本作は、医療AIを題材にしたサスペンス作品。一般道を封鎖して撮影するなど、“規格外のスケール”の作品であると明かした大沢は「ずっと走っていたのでだんだん記憶が遠くなるほど…」と告白。対して、岩田は「ぼくと賀来は“インドア部”だったので…」と明かし、会場を笑わせた。撮影/浅野剛
2020.02.09 16:00
NEWSポストセブン
選び抜いた仕事に俳優人生をかける(時事通信フォト)
「引退も考えた」俳優・大沢たかお 休業明けに見せる役者魂
 約2年間の休業から復帰した俳優・大沢たかおの役者魂が凄まじい。1月31日公開の映画『AI崩壊』の完成報告会見では、「(復帰にあたっては)“メーターを振り切っている、一番挑戦している作品”だけをやって、自分の俳優人生を終わろうと決めて戻った」とその意気込みを語っていた。 大学在学中からモデルとしてキャリアをスタートさせた大沢は、『MEN’S NON-NO』などのファッション誌で活躍。その後俳優業へと転向すると、1995年のドラマ『星の金貨』で主役の一人を演じ世間から脚光を浴びる。2009年に主演した連続ドラマ『JIN-仁-』では最高視聴率25%を超えるなど、高視聴率をマークしたことでも話題になった。 映画にも多数出演しており、なかでも2007年の映画『地下鉄(メトロ)に乗って』では第30回日本アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。華々しい役者人生と言っていいはずだが、2016年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』に出演して以降は表舞台から姿を消していた。 休業の理由について大沢は、昨年9月放送の『徹子の部屋』で、「だんだんいいアイディアが出てこなくなった」「頑張ってもドキドキしなくなってきちゃった」と語った。休業中はかねてより希望していたアメリカの大学に留学し、語学を学んだという。大学時代から頻繁に海外渡航し、イギリスに長期滞在した経験もある彼は、ファンのあいだでは流暢な英語を話すことでも知られている。その意味では海外留学は、必然の選択だったのだろう。 もしかしたら、そのまま海外に永住していたかもしれない。今年1月に出演した『おしゃれイズム』で、休業中は芸能界引退さえ考えていたと大沢は打ち明けている。だが同時に、休業から2年が経過したころ、「気になる仕事の話」が舞い込んできたとも彼は語った。 その一つが、昨年4月に公開された佐藤信介監督の映画『キングダム』であり、もう一つが、渡辺謙が主演するミュージカル『The King and I 王様と私』だった。奇遇にもどちらも「キング」と冠されたこれらの作品こそ、大沢が“一番挑戦している作品”と認め、休業から復帰するきっかけとなったものである。オファーを引き受けた段階で彼には相当な覚悟があったはずだ。 実際に、大沢は『キングダム』へと向けて肉体改造に取り組み、体重を75キロから90キロへと増量。前述の『おしゃれイズム』でのトークによれば、朝食は馬刺しで昼からステーキ、毎日5食もの料理をたいらげていたという。 原泰久の人気漫画が原作の『キングダム』で大沢が演じたのは、中国春秋戦国時代の将軍・王騎。同漫画のなかで「秦の怪鳥」という異名を持つ王騎は、秦国六大将軍のなかでも最強と謳われる武人であり、身長2メートル以上もある巨大な体躯が特徴となっている。この人間離れしたキャラクターを演じるために過酷なトレーニングに挑んでいたというエピソードからは、大沢がまさしく命懸けで役作りに励んでいたことがうかがえる。 そうした俳優業に対する姿勢について、20年前からインタビューや舞台挨拶の司会などで大沢に話を聞いてきたシネマパーソナリティーの松岡ひとみ氏は次のように語る。「大沢さんは自分の意見をハッキリと言う方なんです。インタビューのときも遠慮することなく真剣に応えてくれます。そんな大沢さんに先日インタビューさせていただいたんですが、『大沢さんはベテランだから……』って私が言いかけたら、大沢さんが『自分は全然ベテランじゃない』って仰っていて。俳優デビュー25周年も迎えましたし、世間的には立派なベテラン俳優と言っていい立場の方だと思うんですけど、本人は『違う』と。それは謙遜ではなくて、本気でつねに初々しい気持ちでいたいということだと思うんですよね。休業を経て、あらためてスタート地点に立ったんだと思います」『AI崩壊』の完成報告会見で同作品にロマンを感じたと明かした大沢は、「自分の俳優生命を賭けてぶつからなければいけないと思って参加した」と続けた。さらに、同会見中には「ハリウッド映画に負けない部分って何だろうと考えたときに、日本映画の強みは、人間を表現したり、リアリティのある人の匂いを表現するところが優れていると思った」とも語っている。 大沢が見せる、選び抜いた仕事に俳優人生を賭けるという生身の人間ならではの“リアリティ”は、日本映画だけでなく、これから始まるAI時代にこそ必要なことかもしれない。◆取材・文/細田成嗣(HEW)
2020.01.31 16:00
NEWSポストセブン
史上最高の医療ドラマは何か
史上最高の医療ドラマはどれか『白い巨塔』『ドクターX』等TOP20
 今、ドラマ界で最も熱いジャンルが「医療モノ」だ。生死をテーマに重厚な人間ドラマが描かれるだけに、古くから視聴者の心を鷲掴みにする傑作が数多く生まれてきた。本誌・週刊ポストは読者1000人に緊急アンケート。「史上最高の医療ドラマ」をランキングした。◆医療ドラマベスト20(順位、タイトル、主演、平均視聴率)1位:『ドクターX~外科医・大門未知子~』(2012年、テレビ朝日系)米倉涼子、19.1%2位:『白い巨塔』(1978年、フジテレビ系)田宮二郎、12.8%3位:『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2008年、フジテレビ系)山下智久、15.7%4位:『Dr.コトー診療所』(2003年、フジテレビ系)吉岡秀隆、19.0%5位:『医龍』(2006年、フジテレビ系)坂口憲二、14.7%6位:『JIN─仁─』(2009年、TBS系)大沢たかお、19.0%7位:『救命病棟24時』(1999年、フジテレビ系)江口洋介、20.3%8位:『ベン・ケーシー』(1962年、TBS系)ヴィンセント・エドワーズ、50.6%※最高視聴率9位:『ブラックジャック』(1981年、テレビ朝日系)加山雄三10位:『振り返れば奴がいる』(1993年、フジテレビ系)織田裕二、石黒賢、16.8%11位:『ナースのお仕事』(1996年、フジテレビ系)観月ありさ、17.2%12位:『ER緊急救命室』(1996年、NHK)アンソニー・エドワーズ、21.2%(※米国内)13位:『チーム・バチスタの栄光』(2008年、フジテレビ系)伊藤淳史、13.2%14位:『赤ひげ』(1972年、NHK)小林桂樹15位:『コウノドリ』(2015年、TBS系)綾野剛、11.5%16位:『グッド・ドクター』(2018年、フジテレビ系)山崎賢人、11.2%17位:『ブラックペアン』(2018年、TBS系)二宮和也、14.3%18位:『DOCTORS~最強の名医~』(2011年、テレビ朝日系)沢村一樹、14.8%19位:『白い影』(1973年、TBS系)田宮二郎、21.7%20位:『ブラックジャックによろしく』(2003年、TBS系)妻夫木聡、14.2%『アライブ がん専門医のカルテ』(フジテレビ系)や『心の傷を癒すということ』(NHK)など、今クールのテレビドラマは「医療モノ」が6本に上る。なぜこれほど乱立しているのか。テレビドラマに詳しいライターの田幸和歌子氏がいう。「ヒューマニズムにあふれるストーリーが多い医療ドラマには固定ファンが多く、視聴率が取りやすい。一度セットを組めばその中で撮れるので、コストを抑えられて撮影が楽という制作サイドの事情もある」 名作ぞろいの中、読者アンケートで堂々の“歴代1位”に輝いたのは『ドクターX』(2012年・テレビ朝日系)だった。「院長をはじめ“悪玉”たちも個性派揃いで楽しめる。しょっちゅう出てくる米倉涼子の入浴シーンも最高」(65歳自営業)「“絶対失敗しない”から安心して見ていられるし、見終わった時にスカッとする」(61歳会社員) 平均視聴率はシーズン2以降20%を超え、昨年10~12月のシーズン6も20%近くをキープした。「『ドクターX』の高視聴率が近年の医療ドラマブームを牽引している。“難病患者を救う”“病院内における人間関係”という2つの軸がしっかりしているから、視聴者は安心して楽しむことができます」(ドラマ評論家の成馬零一氏)◆元ネタは『白い巨塔』 大学病院内の権力闘争を描いた不朽の名作『白い巨塔』(1978年・フジテレビ系)が2位に輝いた。出世のためには手段を選ばない外科医、財前を演じた故・田宮二郎の怪しい魅力が光るこの1978年版は多くの視聴者に強烈な印象を残した。「醜い人間関係や裏工作の描写に引き込まれた。とりわけ『教授になるためだったら人殺しだってするぞ』という財前のセリフにはゾッとした」(66歳会社役員)「最後、胃がんで亡くなった財前の遺体が病理解剖室に送られるのを、白衣の医師や看護師が廊下にズラリと並んで見送るシーンは、今も忘れられない」(62歳会社員) 撮影終了後、田宮が拳銃自殺したことが大きな衝撃を与え、その後に放送された最終回は31.4%の高視聴率を記録した。『白い』シリーズの第一作である『白い影』(1973年・TBS系)も19位に。こちらは田宮演じる外科医・直江をめぐる華やかな女性関係が見どころ。「看護師役の山本陽子は本当に綺麗だったし、同じ看護師役の中野良子も可愛かったなぁ~」(70歳無職) 2001年には中居正広が直江を演じ、竹内結子を相手役にして『白い影』(TBS系)をリメイク。昨年もテレビ朝日が開局60周年を記念して、5夜連続で岡田准一主演の『白い巨塔』を放送するなど、『白い』シリーズの人気は根強い。 織田裕二主演で話題を呼んだ10位の『振り返れば奴がいる』(1993年・フジテレビ系)にも、『白い巨塔』の影響が認められるという。「脚本の三谷幸喜さんが『元ネタは白い巨塔』と公言しています。はじめはコメディとして描く予定が、脚本段階でシリアス路線に変更してヒット作になりました」(田幸氏) 63歳会社員が当時を振り返る。「織田の演じる腕は立つがあくどい医者の司馬と、正義感の強い石川(石黒賢)の掛け合いが毎回楽しみだった。最終回で司馬が刺されるシーンは、衝撃だった」 人情家の医者を描いたドラマの原点ともいえる『赤ひげ』(1972年・NHK)は14位。同じく江戸時代が舞台のタイムスリップもの『JIN―仁―』(2009年・TBS系)は6位に入った。離島での医療をテーマにした4位の『Dr コトー診療所』(2003年・フジテレビ系)は、さしずめ“現代版赤ひげ”といったところか。◆根底にロマン 9位にランクインした『ブラックジャック』(1981年・テレビ朝日系)は、その後の医療ドラマの流れを作った重要な作品だと成馬氏は分析する。「手塚治虫が原作漫画で生み出した1話完結のストーリーで、一匹狼の天才医師が毎回、患者の難病を解決するというフォーマットは『ドクターX』にも活かされている。5位の『医龍』(2006年・フジテレビ系)も同様です」 脚本を担当したジェームス三木氏が語る。「元々手塚さんの作品は読んでいて興味があったしドラマ化したいとずっと思っていた。『ブラックジャック』は医者の話だけど、根底のところにロマンがあった。医療のリアリティな部分もあれば、ありえないようなフィクションの部分もある。そこが魅力だった」 一方、“救命救急”系の雛型になったのが、12位に食い込んだ海外ドラマ『ER緊急救命室』(1996年・NHK)だ。「『ER』が日本で放送されたことをきっかけに、日本でも医療現場全体を描く作品が作られるようになりました。3位『コード・ブルー』(2008年・フジテレビ系)、7位『救命病棟24時』(1999年・フジテレビ系)もその流れをくんでいます」(成馬氏)『ER』は15シーズンも続いた人気シリーズだ。「最初に見た時は、日本のドラマにはないリアルさと緊迫感溢れるシーンに圧倒された。救命医たちの情熱と葛藤もしっかり描かれていて、人間ドラマとしても楽しめる」(55歳会社員) 同じ海外ドラマでは、『ベン・ケーシー』(1962年・TBS系)も8位にランクインした。同作は、脳神経外科に勤務する若き医師ベン・ケーシーを主人公にした医療ドラマで、日本では最高視聴率50.6%を記録した。「『ベン・ケーシー』を見て医者に憧れて医学部を受けたが結果は散々だった(笑い)」(65歳自営業) 現在放送中の『トップナイフ―天才脳外科医の条件─』(日本テレビ系)、『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』(テレビ東京系)など、今クールの作品もこうした流れを受け継いでいるといえそうだ。“歴代最高”に挙げられるような名作が生まれることを期待したい。※週刊ポスト2020年1月31日号
2020.01.23 11:00
週刊ポスト
映画『キングダム』の公式ホームページ
歴史作家が分析 映画『キングダム』戦闘シーンのリアリズム
 古代中国を舞台に、秦の始皇帝の中華統一に至る道程を描いた漫画『キングダム』が映画化され、話題となっている。見どころとして語られる大迫力の戦闘シーンの秘密を、『春秋戦国の英傑たち』の近著がある歴史作家の島崎晋氏が検証する。 * * * 漫画を実写化する際に直面する問題はいくつもある。俳優の人選もそうなら、アクション・シーンをいかに描くかもそうである。後者について言えば、あまりにCGやワイヤーアクションに頼りすぎると、どうしても安っぽく見えてしまう。かといって、出演者全員にアスリート並みの役作りを要求するのも無理である。その辺のバランスは非常に難しいのだが、映画『キングダム』はその問題を巧みに乗り越えてくれた。 まずスケール観という点で言えば、中国ロケができたことの意味は大きい。撮影用の大型セットがすでに数か所あるから、新たに宮殿や城壁をつくる必要がない。低予算では安っぽいものしかできないから、時代考証もしっかりしている既存の現物大セットを利用できたのは、制作側からすれば本当にありがたいことだったろう。 それから騎兵が進軍するシーンである。CGで馬の数を水増しするのと、本物の馬を使用するのではやはり迫力に雲泥の差がつく。日本国内では5~6頭揃えるのも簡単ではないが、中国ではその100倍用意できる。映画では大沢たかお演じる王騎将軍と長澤まさみ演じる楊端和(「山の民」の王)が騎兵の大軍を従えるシーンが出てくるが、CGではあの迫力は表せない。本物の人馬を何百と動員できたからこそ、観客の期待感を高める効果をもたらすことができたのである。 春秋戦国時代(紀元前8世紀~紀元前3世紀)は戦争の仕方が大きく変化した時代でもあった。開けた場所での決戦型から、騎兵と歩兵の組み合わせで場所を選ばないものへと変化したのである。それにともない籠城戦も頻発した。近接戦が増えたことから、短柄兵器の有効性も増すこととなった。『キングダム』の時代(紀元前3世紀)の武器といえば、短柄兵器では剣や刀、長柄兵器では槍や鉾、飛び道具は弓矢や弩(ど。機械仕掛けで矢や石を発射する)を挙げることができるが、王騎将軍は原作と同じく映画でも重い矛を愛用している。馬上で戦うのが基本の将軍であれば長柄兵器のほうが有効なのは言うまでもないが、馬から降りて戦う場合でも、絵的には矛がもっとも見栄えがする。その意味では、王騎の武器を矛にした設定は正解であったと思う。 山崎賢人が演じた主人公の信は剣を武器にしているが、最下層の人間という位置づけだから、これはやむをえない設定である。原作では王騎が息を引き取る際、その矛を譲り受けているが、実際に使用し始めるのは1000人の部隊を率いる千人将になってからで、いまだ腕力が足りず、なおかつ身分不相応な武器を手に戦わせるわけにはいかなかったのだろう。 楊端和が率いる「山の民」の中には刃物ではなく、打撃兵器とでも呼ぶべきものを使っている者もいたが、これまた実戦的な兵器と言える。刃物で何人も切れば切れ味が落ちるし、折れやすくもなる。その点、打撃兵器はいつまでも使える。要は敵を殺さずとも戦闘不能にすればよいのだ。 映画では左慈(さじ)という王弟側(主人公の敵方)の剣豪を、アクション監督として定評のある坂口拓が演じているが、これまたアクション・ファンには涙が出るほど嬉しい人選である。リアル・アクションを追及してやまない彼の起用を決めた佐藤信介監督に惜しみない拍手を送りたい。【プロフィール】しまざき・すすむ/1963年、東京生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て現在は作家として活動している。著書に『ざんねんな日本史』(小学館新書)、『春秋戦国の英傑たち』(双葉社)、『眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法』(日本文芸社)、『いっきにわかる! 世界史のミカタ』(辰巳出版)、『いっきに読める史記』(PHPエディターズ・グループ)など多数。
2019.05.08 07:00
NEWSポストセブン
映画『キングダム』では15キロも増量して撮影に臨んだ大沢たかお
映画『キングダム』で大沢たかおが演じた「謎の将軍」の正体
 学校で習った古代中国の有名人といえば、「秦の始皇帝」をまず思い浮かべる人が多いだろう。現在公開中の映画『キングダム』では、配下の武将らとともに初の中国統一へと突き進む若き日の始皇帝・エイ政(えいせい)の戦いが活写されている。エイ政を支えた将軍の一人で、映画では大沢たかおが演じた「王騎」の、史料に残された真実の姿を歴史作家の島崎晋氏が紹介する。 * * * 映画『キングダム』では、大沢たかおが王騎将軍を演じた。原作の漫画ではプロレスラーのような筋骨隆々たる体型。それとの差があまりに大きなことから、キャストが発表された時点ではミスチョイスとの声が多く挙がったが、さすがはプロの役者。体重を15キロも増やしての肉体改造と演技力で、一連の不安が杞憂であったことをみごと思い知らせてくれた。 作中で描かれる王騎はエイ政の曾祖父・昭襄王(しょうじょうおう)が定めた「六大将軍」の最後の生き残りで、「秦の怪鳥」の異名で呼ばれた。主人公の信にとってあこがれの存在として描かれているが、前漢時代の司馬遷が著わした『史記』を見る限り、王騎は地味な存在で、その名前が登場するのはたったの2回だけ。 エイ政の即位とともに、蒙ゴウ(もうごう)・ヒョウ公(ひょうこう)と並んで将軍に任じられたとするものと、エイ政が即位してから3年目の死亡記事があるのみなのである。戦場での活躍については一切触れられていない。独特な言葉遣いや唇が非常に厚いといった容姿に関する特徴はもちろん、その最期にしても、すべては『キングダム』作者・原泰久の創作である。 そもそも「六大将軍」という制度と名称からして、原泰久の創作なのだが、昭襄王の時代に秦の版図が著しく拡大したことと、王騎を除く5人の将軍がその時代に活躍したことは『史記』からもうかがえる。 エイ政の祖父・孝文王(こうぶんおう)は3年、父の荘襄王(そうじょうおう)は3日と、ともに在位期間が短かったことから、エイ政の即位とともに将軍に任じられた王騎・蒙ゴウ・ヒョウ公の3人が昭襄王以来の頼もしき存在であったことは間違いあるまい。そのわずかな手がかりから、王騎を非常に魅力的な人物に膨らませた原泰久の想像力と創造力はどちらも相当なものである。『キングダム』原作漫画には王騎の副官として騰(とう)という人物が登場し、映画では要潤が演じているが、騰の名は『史記』にも見られる。実在の武将ではあるが、王騎との関係は一切不明。騰が姓なのか名なのかすらわかっていない。王騎の副官という設定もまた、作者である原泰久の創作である。 ちなみに蒙ゴウの活躍については『史記』に詳しいが、ヒョウ公については王騎と同様、具体的なことが一切わからない。ヒョウ公は通称で本名は別にあったと思われるが、これまた解明の手掛かりなし。原作では常に前線にあったから、都でも彼について詳しい者が少ないとの設定になっており、これまた原泰久の巧みさに数えられよう。※ゴウ=左上に「敖」、右上に「攵」、下に「馬」/ヒョウ=「鹿」の下に部首の「れっか」【プロフィール】しまざき・すすむ/1963年、東京生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て現在は作家として活動している。著書に『ざんねんな日本史』(小学館新書)、『春秋戦国の英傑たち』(双葉社)、『眠れなくなるほど面白い 図解 孫子の兵法』(日本文芸社)、『いっきにわかる! 世界史のミカタ』(辰巳出版)、『いっきに読める史記』(PHPエディターズ・グループ)など多数。
2019.05.05 16:00
NEWSポストセブン
山崎賢人主演『キングダム』は破格の製作費投入、続編確実か
山崎賢人主演『キングダム』は破格の製作費投入、続編確実か
《原作が好きすぎるから映画は見ない》、《実写映画は必ず漫画の世界観を壊す》──。公開前、映画『キングダム』には原作の熱狂的なファンから、こんな批判的な声が相次いでいた。『キングダム』は、中国史上初めて全土を統一した秦の始皇帝時代(紀元前3世紀頃)の史実をベースに、戦争孤児の少年・信が天下一の大将軍になろうと奮闘する姿を描く大人気漫画。コミックスは4月23日現在、54巻まで発売され、累計発行部数は4000万部を超える。 主人公・信を山崎賢人(24才)が演じるほか、吉沢亮(25才)、長澤まさみ(31才)、大沢たかお(51才)ら人気俳優が出演している。「魅力的なキャラクターが織りなす人間ドラマ、熱い友情や飛び交う名言なども見どころですが、漫画だからこそ実現できるようなアクションシーンもある。さらに長期にわたる中国大陸の動乱を描いているので、これを実写化、しかも2時間程度に収めるなんて不可能だとファンは思っていたんです。 そもそも人気漫画の実写化で成功したといえるものはごくわずかですから。この作品も同じ道を歩むのでは、という声が広がっていました」(漫画誌編集者) しかし、4月19日に公開初日を迎えると3日間で50万人を動員。興行収入は6億9000万円以上と、周囲の心配を吹き飛ばした。「山崎さんをはじめ、俳優陣の“絶対にいいものを作る”という意識が強かったのが要因でしょう。アクション初挑戦の長澤さんはジムに通い筋肉を付け、大沢さんは役作りで17kgも体重を増やしていました。やはりプレッシャーがあったのかも。なにせ、今世紀の日本映画ではいちばんの予算ですから」(映画関係者) この映画には、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが製作に参画している。その存在が多額の製作費獲得に貢献したという。「ソニーの代表は、あの映画『タイタニック』のエグゼクティブプロデューサーで、当時は製作の過程で、どんどんと予算を注ぎ込み、最終的に製作費が300億円にも達した。そんな彼が『日本映画に改革を起こしたい』と言って作ったのが、この作品。今回の映画では単行本でいうと5巻ぐらいまでで、興行収入40億円を超えれば続編が製作されるといわれていますから、ほぼ間違いなくそうなるでしょう」(前出・映画関係者) こうした状況を山崎本人も予想していたのかもしれない。公開日前、都内で試写会イベントが行われていた。その帰り道、手応えを感じたのか、山崎の目は自信に満ち溢れているように見えた。※女性セブン2019年5月9・16日号
2019.04.26 07:00
女性セブン
坂口
阿部寛も、最強のスター養成所「メンズノンノ」の出身者たち
 4月にスタートするNHK連続テレビ小説『なつぞら』で、広瀬すず(20才)演じるヒロインの相手役に抜擢された清原翔。さらに話題のドラマ『3年A組』(日本テレビ系)では、創刊当時を支えた田辺誠一と“現在進行形”の鈴木仁の新旧モデルが共演。塩顔王子・坂口健太郎も、『コード・ブルー』(フジテレビ系)で注目を浴びた成田凌も、時代が求めるイケメンを生み出すのは今も昔もこの雑誌だった──。「一流雑誌のモデルを務めているだけあって、佇まいにも華があるんです。ただそこにいるだけで存在感がある。“演技演技していない”というのがリアリティーにつながっているのだと思います」 昨今のファッション誌『メンズノンノ』モデル出身者の活躍ぶりを分析するのが、イケメン評論家の沖直実さんだ。「昔は、モデルがドラマにキャスティングされるのは、ビジュアル要素としてだけで、モデルがドラマや映画で活躍できる土壌がなかったんですよね。だから、舞台で力をつけて、演技派の仲間入りした阿部寛さんはまさにレジェンド。今の現役モデルの子たちは、道を拓いてくれた先輩がたに感謝ですよね」(沖さん) 沖さんは、最後に今をときめく若手にこんなアドバイスを。「ビジュアルだけでいけるのは20代まで。これから若手モデルさんたちがどう切磋琢磨していくのか楽しみですね」 活躍中のメンノンモデルたちを紹介する。●坂口健太郎(27才) 童顔からは想像がつかない183cmという“恵体”。飄々とした雰囲気をまとい、優男からドS男子など幅広く演じている。専属モデルとして20年ぶりに単独表紙を飾った(現在は専属モデルを卒業したが、最新号では表紙にカムバック)。●清原翔(26才)『ゼクシィ』のCMで脚光を浴び、朝ドラ『なつぞら』ではヒロインの相手役に大抜擢。185cmという抜群のスタイルにクールな風貌。インスタグラムのフォロワー数はすでに80万人超え!●成田凌(25才) もともと俳優志望。ヘタレ役から色気のある役まで、振り幅の広い演技力が定評。美容学校時代から美的センスは抜群で、同誌で披露している私服の着こなしにもファンが多い。●織田裕二(51才) 創刊号(1986年)から登場していた織田だが、当時は無名のモデルだった。『湘南爆走族』(1987年)や『彼女が水着にきがえたら』(1989年)でブレーク。1990年には念願のカバーボーイに。●反町隆史(45才) 16才からモデル活動を始め、パリコレも経験。その後俳優業を始めると『バージンロード』『ビーチボーイズ』(ともに1997年)や『GTO』(1998年)と立て続けに出演作が大ヒットして、人気俳優の仲間入りを果たした。●竹野内豊(48才) 反町と『ビーチボーイズ』で共演したのは、同誌モデル仲間の竹野内。当時は2大イケメン俳優として人気を二分していた。●伊勢谷友介(42才) 東京藝術大学在学中にスカウトされ、「モデルから映画監督という道もアリかも」とモデル活動を開始。端正な容姿に加え、英語も堪能。完璧すぎる男に陥落した女優も数知れず。●大沢たかお(50才) 4月公開の映画『キングダム』では人気キャラ・王騎を演じるが、俳優として認知されたのは『星の金貨』(1995年)から。同年の映画『ゲレンデがとけるほど恋したい。』で一躍スターダムへとのしあがった。●加藤雅也(55才) 創刊号から同誌モデルを務めていた加藤。俳優転向後まもない主演映画『マリリンに逢いたい』(1988年)で日本アカデミー賞最優秀新人俳優賞を受賞した直後、ハリウッドを目指し渡米したことも話題に。現在放送中の朝ドラ『まんぷく』では、コミカルな喫茶店マスターを好演して、新境地を開拓。●阿部寛(54才) 創刊号から43号まで連続で表紙を飾った記録はギネスに登録されているほど。演技経験のないまま映画『はいからさんが通る』(1987年)に出演して辛酸をなめたが、『TRICK』(2000年)でブレーク。今や日本演劇界のスターに。●マーク・パンサー(48才) 初代専属モデルのマーク。小室哲哉と出会い、音楽活動を始めた。●田辺誠一(49才) 第2回専属モデルに選ばれモデルデビュー。喜劇的な軽薄な役からシリアスな悪役まで幅広くこなす演技力が魅力。●鈴木仁(19才)『花のち晴れ~花男Next Season~』(2018年)に出演し、“あの子誰?”と話題を呼んだ鈴木。『3年A組』では、2ショットシーンはないものの先輩にあたる田辺誠一と同門の新旧モデル対決を。●風間トオル(56才)、井浦新(44才)、斎藤工(37才) 創刊当時に阿部寛とともに雑誌の顔を務めた風間は『ハートに火をつけて!』(1989年)でドラマデビュー。井浦は『ピンポン』(2002年)などで存在感を発揮し、今年は2本の主演映画が決まっている。『昼顔』(2014年)でブレークした斎藤は今や映画監督に。※女性セブン2019年3月7日号
2019.02.24 07:00
女性セブン
実写映画“キングダム”の主要キャストが発表
実写映画“キングダム”の主要キャストが発表
大人気漫画「キングダム」の実写映画の製作報告会が10月9日(火)に東京都内で行われ監督、主要キャストが発表されました。https://www.instagram.com/p/Bos2-uqAaVM/?hl=ja&taken-by=jun_kaname_official主人公“信”に俳優の山崎賢人さん、“嬴政”役に俳優の吉沢亮さん、“楊端和”役に女優の長澤まさみさん、“河了貂”役に女優の橋本環奈さんらが抜擢されました。また、その他の主要キャストには俳優の大沢たかおさん、本郷奏多さん、満島真之介さん、高嶋政宏さん、要潤さんら豪華メンバーが揃いました。今回の製作報告会で本編映像とポスタービジュアルも共に公開され待ちに待った情報解禁に、ファンからは「実写化で吉沢亮ってもう最高すぎて泣けそう」「予想以上に長澤まさみカッコいい」「キャスティング最高!」「キングダム楽しみすぎるよ〜!」などツイッターで歓喜の声を上げています。報告会終了後に出演する要潤さんが自身のSNSを更新し共に出席したメンバーとの集合写真を投稿しました。https://twitter.com/kanamescafe/status/1049535758833344512また、本作の監督を務めるのは「GANTZ」「アイアムアヒーロー」などを手がけた映画監督 佐藤信介さんでファンからの期待値もかなり高まっています。
2018.10.09 06:45
SNSのニュースメディア Insty
深田恭子 恋人・亀梨の生放送中に大沢たかおと犬好き会合
深田恭子 恋人・亀梨の生放送中に大沢たかおと犬好き会合
 10月15日夜12時過ぎ、深田恭子(34才)は都内の目抜き通りに面したダイニングバーの個室にいた。アメリカ・カリフォルニアのナパにあるワイナリーを忠実に再現し、全体をダークブラウンで統一した店内。照明も抑えた落ち着いた雰囲気で、日本人オーナーが現地でつくったワインと、絶妙にマッチする料理が人気を博している。 その夜、深田と一緒にワイングラスをかたむけていたのは、なんと大沢たかお(49才)だった。「ここは大沢さんの行きつけで、よく見かけますよ。木梨憲武さん(55才)と安田成美さん(50才)も夫婦で頻繁にいらっしゃっていますし、デートにはもってこいの店だと思います。その夜も、大沢さんが連絡して個室を予約したそうです。人目が気にならないし、お酒がすすむんです。大沢さんも深田さんもけっこう飲んでいらっしゃって、ワインを3本は開けたみたいですよ」(店の常連客) 意外なことに深田と大沢には、これまで共演歴はない。「大沢さんといえばかつてドラマ『JIN -仁-』(TBS系)で共演した綾瀬はるかさん(32才)との交際が報じられたことはありました。その綾瀬さんと深田さんは、同じ事務所に所属するトップ女優同士、お互いライバル心でメラメラだといいますからね。交際報道は7年も前の話とはいえ、そんな深田さんと大沢さんが一緒にいたとは驚きの取り合わせですよ」(スポーツ紙記者) 同じ時間帯、深田と交際中の亀梨和也(31才)は『Going! Sports&News』(日本テレビ系)の生放送中。まさか、亀梨のいない隙を狙って厳戒デート!?「その日はふたりきりではなく、深田さんのお友達の女性も同席していたそうですが、お似合いの雰囲気なのは間違いなし。共通の知人の紹介で知り合って以来、意気投合しているようです。深田さんと大沢さんは、実は犬好き仲間でもあるんです。深田さんは小型犬を飼っていて、“癒しは犬”と公言するほど。一方の大沢さんも、幼少時代に実家で犬を飼っていたのに加え、ドキュメンタリー番組で冬の北極を犬ゾリで旅したこともあります」(芸能関係者) とはいえ、深田は彼氏持ちの身。11月2日に35才の誕生日を迎えるとあって、最近は「結婚した~い」ともらすことも多いとか。※女性セブン2017年11月9日号
2017.10.25 16:00
女性セブン
ゲイカウンセラー「申年男性は表面的にいい人だが中身は勝手」
ゲイカウンセラー「申年男性は表面的にいい人だが中身は勝手」
 2016年は申年…ということで、申年男性がどんな特徴を持っているのか。そして2016年の申年男性がどうなるのか、日本テレビ系『行列のできる法律相談所』やフジテレビ系『バイキング』などでおなじみのスピリチュアルカウンセラー・Toshi&Lithi(トシ&リティ)に訊きました。申年生まれの著名人も含め、2人が語り合います。Toshi(以下、T):すごく好きなことはどんどん追い求めるんですけども、飽きたり、途中でうまくいかないと思ったら、ポイッて捨てちゃう。それもなんの躊躇もなくです。スパッと捨てちゃうの。Lithi(以下、L):こだわりがない分、新しい発想が他の干支の人よりもどんどん出てくるし、行動力もあるから、チャレンジャーという言葉がぴったり! 「これだ!」って思ったら、わき目もふらずに邁進できるタイプだから、ビジネスシーンでは成功者も多いです。〈嵐の大野智、V6の岡田准一は、長くアイドルグループのメンバーとして活躍しながらも、大野はアーティストとして、岡田も役者として高く評価されており、いろいろな表情を見せてくれる。音楽業界でも、桑田佳祐とつんく♂は、その時代の流行を言葉と音でさっとすくい上げ、さまざまなブームを作り出し続けている〉T:そういう面は恋愛においても同じ。愛嬌があって、気さくで器用だから、モテますね。L:だから一方で不倫にも進んじゃう。フリーな恋愛をしちゃうの。T:昨日、「好きだ」とある女性に言ったとしても、次の日になるともう好きじゃないっていうこともある。飽きっぽいから(苦笑)。だから女性が「昨日好きって 言ったじゃない!」と言っても、申年の男性は「だから昨日は好きだったんだよ。いつまでも言葉に賞味期限があるわけじゃねえよ」って。「昨日好きだったの は本当なんだよ。でも今日は違うんだよ」ってことを普通に言えちゃうんです。これを本気で言っているんです。L:今を生きている人ですね。T:回りくどく言わない。嘘を言わないで、思った通りを言うんです。逆にいうと正直。〈フリー恋愛かどうかはいざ知らず、確かに申年の男は、大沢たかお、佐々木蔵之介らのように、恋の噂がないわけでもないのに、独身を貫いている人も多い〉T:自分勝手で人の気持ちがわからないところもある。あまりにもなんでもそつなくこなして要領がいいから、そうでない人のことを見下してしまうのね。議論になると白熱していくから、相手と大げんかになってしまうことも。〈渡瀬恒彦は普段は温厚だが、スイッチが入ると激論になる、というのは芸能関係者の間では有名な話。ニュースキャスターの久米宏は、現役時代から過激な発言で知られており、共演者やスタッフとたびたびぶつかっていた〉L:表面的にはすごくいい人なの。気さくで話しやすくて、でも中身は自分勝手。そういう部分は、ゆっくりつきあわないと見抜けないかも。T:申年は2016年は他人に対して、厳しい目を向けてしまう傾向が出てるわ。いつになく闘争心が出て、強気の勝負に出たり、他人を許すことができずに挑戦的な態度をとっちゃうのね。L:そのくせ、人の目を気にしちゃうから、心が迷ってしまいがち。でも、迷いが出た時こそ思いがけない力を発揮する星回りだから、チャレンジし続けてほしいわ。特に8月は運気の波が最も強い。※女性セブン2016年1月21日号
2016.01.05 07:00
女性セブン
視聴率ワースト危機『花燃ゆ』 井上真央が後始末させられる
視聴率ワースト危機『花燃ゆ』 井上真央が後始末させられる
 幕末維新の吉田松蔭の妹・文を井上真央(28才)が演じ、幕末から明治までの激動の時代を描いてきたNHK大河『花燃ゆ』も、12月13日の最終回(第50話)を残すのみ。 49話までの平均視聴率は11.9%。最終回の数字次第では、『平清盛』(2012年)の12.0%を抜いて大河史上ワースト記録を更新するかもしれないという瀬戸際だ。「吉田松蔭の妹という無名の女性が主人公なので、その足跡の記録もあまり残されておらず、どんなストーリー展開にするかが難しかった。序盤は脚本家2人でスタートしましたが、視聴率が低調なこともあって、テコ入れで1人追加されて3人に。それでも復調しないので、秋以降は3人とも外れて、新しい脚本家1人に変わったんです。 それだけに脚本の方向性がブレて定まらず、しかも、その場しのぎでお笑いコンビや人気アイドルを突然ゲスト出演させるなど、最後まで迷走が続いてしまいました。そんななかで取り返しのつかない大騒動が起きてしまって…」(NHK関係者) ドラマの迷走に大きな被害を受けたというのが、文にゆかりのある山口県防府市だ。長州(山口県)出身の文と夫の楫取素彦(大沢たかお・47才)は、富岡製糸場のある群馬で活躍した後、防府市で30年以上の余生を過ごし、ふたりの墓もここにある。そこで市は1億2000万円をかけて『ほうふ花燃ゆ大河ドラマ館「文の防府日和。」』を作り、ドラマ初回に合わせてオープンした。 JR防府駅近くの複合商業施設内にあるドラマ館には番組関連のパネルや撮影衣装がズラリ。ドラマの舞台となり、知名度がアップして市民や観光客が多数来場―と見込んでいたのだが、雲行きが怪しくなった。「当初、最終回までの数話は防府市がドラマの舞台になり、この地に日本初の仏教系の幼稚園を設立した文が園児らにおにぎりを作るシーンなどがあるはずでした。ところが、序盤の長州編の視聴率がイマイチで、群馬に舞台を移すとやや上向きになったので、脚本を変更。最終回は東京にある鹿鳴館で文と楫取がダンスを踊る華やかなシーンになり防府市でのシーンは一切なくなってしまったんです。ドラマ後のナレーションで触れる程度でしょう」(前出・NHK関係者) その結果に、防府市の市民は困惑しきり。大河の舞台にならないのにドラマ館があるなんて前代未聞だと批判の声が上がった。「最後まで登場しないことがわかり、市民からは『税金の無駄遣いじゃないか』との声も上がり、市長も『約束が違うんじゃないか』とNHKに抗議したそうです。おかげで市民の“大河熱”もさっぱり盛り上がらず、ドラマ館はいつも閑散としていて、年間30万人の入場予定が11月末にようやく5万人を達成した程度ですから」(防府市役所関係者) 防府市はドラマ館運営のため、NHKに企画料などを支払っている。そこで、市長の抗議もあって急きょ決定したのが、あるイベントだった。「12月13日の最終回放送日、防府市公会堂に井上真央さんを呼んで、防府市民と一緒にドラマを鑑賞する会が催されることになりました。事実上の“お詫びイベント”です。市長は『大沢たかおさんも呼んでほしい』とNHKに伝えたが、映画の海外ロケ中ということでNG。大河の責任者であるチーフ・プロデューサーも出席しない。結局、責任を取っていらっしゃるのは、井上真央さんだけ。後始末を丸投げされてかわいそうですよ」(前出・市役所関係者) 防府市産業振興部はこう説明する。「防府市がドラマの舞台になることを期待していたので、正直、残念です。イベントは市の企画ではないので、詳細はNHKに聞いてください」 NHKはこう回答した。「制作過程についてはお答えしていません」 井上はただ1人責任を取って防府市民とともに最終回を見る。※女性セブン2015年12月24日号
2015.12.13 16:00
女性セブン
最近の40男 「若いですね」とのお世辞を真に受ける傾向あり
最近の40男 「若いですね」とのお世辞を真に受ける傾向あり
 中年男性のあり方をめぐる議論が盛んだ。最近の40代は若い(子どもっぽい)、アイドルに熱中しているのは中年ばかり、中年の多くは幸せを感じていないのではないかということまで論じられたりする。男性学の視点から男の生き方の見直しをすすめる論客で、『<40男>はなぜ嫌われるか』(イースト・プレス)著者の田中俊之氏に、多くの中年男性が夢見る若い女性との年の差カップルは現実的なのかについてきいた。 * * *――『40男~』の「大沢たかおだったら合格」という書き出しは衝撃的でした。田中俊之(以下、田中):常勤する武蔵大学とは別に講義を受け持っている女子大で、40歳前後の男性についてどのような印象を持っているかと質問したことをもとにして書きました。リアルな生の情報をちゃんと載せて、男性に教えてあげたほうがいいと思ったんです。――中年になってもイケメンなら可という意味でとってしまう人もいるのでは?田中:「大沢たかおだったら合格」という言い方は、大沢たかおさんなら大満足という話じゃないんです。まあ悪くないと言っているだけ。女子大生からすれば、年の離れた人ではなく、若い男の子とつきあえばいいのですから当たり前ですよね。――でも40男は、自分だけはまだ若いから大丈夫だと思っている人が少なくないですね。田中:「若いですね」という若い人からの言葉はお世辞なのに、中年男の多くはその通りだと認め満足する。若い頃の僕は、そういうおじさんたちのことを、見え見えのお世辞なのに信じちゃってバカなのかなと思っていました。でも、あからさまなおべっかを、40男は真に受けやすくなってしまっています。その誤信を防ぐには、自分を客観的に顧みること、自分が若い頃に中年男をどう感じていたかを繰り返し思いだすしかありません。――ご自身では、どのようにされているのですか?田中:『40男~』の筆者であっても、よっぽど意識的に自覚を維持しないと難しいです。たとえば先日、学生から「メディアでよく取り上げられている先生と話せて、今日は嬉しいです」と言われて機嫌が良くなり、帰宅後に妻にそのことを話したんです。すると「あなたバカじゃないの? あなたの本に『中高年はお世辞を真に受けるバカばっかりだ』と書いてある」と指摘されました。なぜ嫌われるかを指南しているはずの当事者でさえ難しいですね。――中年になっても自分の若さと若い女の子にモテようとこだわるのはなぜでしょうか?田中:何者にもなれなかった自分でも、一発逆転して意味のある人生にできると安易に思いこんでいるからです。 だいたい、若い女の子に価値があるという考えも、思いこまされているだけで、本当に「40男」を含む中高年は若い女の子を好きなのでしょうか? 日本に女性学を紹介した井上輝子先生がおっしゃるように、男性の評価は仕事上の経験と業績しかなく、女性は若さと美しさだけ、というのが日本の現状です。男性も女性も、その評価と本当に自分が欲しいもの、好きなものからは距離があるんじゃないかなと思いますよ。――とはいえ、モテにこだわる気持ちは捨てられない。田中:昔、モテたことがないのに、いま、モテるわけがないですよね。その事実は教えてあげたほうが、親切なんじゃないかなと思ってはっきりと書きました。――若い女性と年の差婚をする芸能人のニュースが続くと、自分にも望みがあるのではと思わされるようですが?田中:中年の全員がモテないと言っているわけではなくて、もちろんモテる人もいます。でもその中年男性は、女性に対する努力や配慮、上手に年を重ねたなりの知性など女性が惹かれる要素があり、相手との距離を縮めるプロセスが本当にうまくいっているからです。女性が心地よく過ごせるよう真摯に接して、エスコートできるような人だったら、どんな年齢でも、その人はモテると思います。でもそれは、すごく努力したからです。――コミュニケーションのプロセスを丁寧に重ねず、あらかじめ好意をもたれるはずがないんですね。田中:男子向けの漫画のように、女の子が空から降ってきて、自分のことを好きになってくれるようなことはあり得ないんですよ。その水準の幼い妄想を中年になっても持っているというのはまずいですよね。自分が特別だという思いを捨てたほうがいい。――いまさらモテたいと願うのはムダだということでしょうか?田中:問題はあくまでも、モテもしないのに「俺はモテる」と思っていること。「モテたい」ということと「モテる」と思っていることは違います。中年以降はいい意味での諦念、「あきらめ」をしたほうがより生きやすくなりますよ。――男性は現実の自分の姿を客観的に考えずに暮らしがちなのでしょうか?田中:まったく考えていないのではなく、そういう場所や機会がなさすぎるんです。もし自分の感情を吐露する機会があって、議論する機会があれば振り返るのは可能です。そのチャンスが少なすぎるために、悲しい結末を迎えてしまうこともあります。 自殺対策基本法が成立してから、自殺の調査研究を国が実施しています。自殺者の内訳をみると中高年男性が多く、彼らは悩みがあるとき、人に相談するのがはばかられる、という傾向が顕著に高かった。自己反省とか、自分が今、こういう感情を抱えているということ自体を、男らしくないこととして封じられてきた側面があります。その封印は解かれるべきです。そして、清々しいおじさんになりましょう。●田中俊之(たなか・としゆき)1975年生まれ。武蔵大学人文学部社会学科卒業、同大学大学院博士課程修了。博士(社会学)。学習院大学「身体表象文化学」プロジェクトPD研究員、2013年より武蔵大学社会学部助教。社会学・男性学・キャリア教育論を主な研究分野とする。主な著書に『男性学の新展開』(青弓社)、『男はつらいよ』(KADOKAWA)、近刊に『<40男>はなぜ嫌われるか』(イースト・プレス)。
2015.12.06 07:00
NEWSポストセブン

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