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チリ落盤事故「自慰部屋つくるべき」と海上自衛隊員指摘

 2010年8月24日、チリの鉱山で起きた落盤事故で地下700メートルに閉じ込められた33人の鉱夫たち。今後は数々の大問題が待ち構える。「男33人が狭い空間で4か月も過ごしたら何が起きるのか」が心配されているが、 まずは喧嘩が起きたら一大事。そして、男性にとって重要なのが性欲の処理。
 
 長期の航海が多い海上自衛隊員は船上でいかにして処理をしていたのか。

「個室スペースはトイレしかないので、そこで自慰行為をすることが多いようだ。そのための雑誌などを持ち込むことも、黙認されている。無理に制限すると、上官への不信を招いたり、男色に走ることでトラブルが発生したりする可能性があるからです。今回も、坑道にそれ専用のスペースを設けるなどしたほうがいい」

 酒が救援物資に含まれていないことも今後の課題だ。宇宙開発事業団で宇宙飛行士の健康管理を担当する井上夏彦氏がこう指摘する。
「鉱夫たちが日常的に酒を嗜(たしな)んでいたとすれば、断酒は高ストレスを招きます。連絡役を務めるリーダーへの不満も募るので、節度を守って提供すべきです」

※週刊ポスト2010年9月17日号

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