ビジネス

眞鍋かをり 不動産ファンドに興味津々「そりゃあ得だわ!」

眞鍋かをり

 資産運用の中でも一般人が手を出しにくいというイメージがある不動産投資。しかし近年、不動産ファンドという新しい手法が注目されてきている。どこが新しいのか、その利点は何か、眞鍋かをりが、都市綜研インベストファンドの池和史取締役に聞いた。

 * * *
眞鍋:「『みんなで大家さん4号』というのが、御社の主力商品ですね」

池:「はい。不動産ファンドには大きく分けて二つの形態があります。一つは、キャピタルゲインと呼ばれるもの。これは例えば10億円のマンションを13億円で売って、値上がり益で儲けましょうというものです」

眞鍋:「ああ! それです! なんか不動産ってバブリーなイメージだよな~って考えちゃう原因」

池:「もう一つは、家賃収入です。物件に入ったテナントさんや、業者さんに家賃をいただいて、それを分配する方法。我々の『みんなで大家さん』シリーズはこちらです」

眞鍋:「みんなで一つの物件の大家さんになって、その家賃をみんなで分けましょう、ということですか?」

池:「はい。一口100万円からになります」

眞鍋:「わかりやすっ!(笑) しかも、不動産投資で100万円からって、すごくお安いですよね」

池:「そうですね。中には5口、10口と投資される方もいらっしゃいますが、不動産投資がはじめての方にも安心、簡単に運用ができるように1口100万円を広めたいのです」

眞鍋:「みんなで100万円ずつ出し合えば、大きな物件でも投資できますもんね」

池:「しかし、100万円は100万円です。不動産投資で100万円といえば、容易かも知れませんが、他の金融商品に比べたら、気軽に“安いでしょ”とは言えません」

眞鍋:「たしかに。株やFX(外国為替証拠金取引)なら、5万、10万から始められますもんね。でも、他の金融商品にはないメリットがあるのでは?」

池:「失礼ですが、眞鍋さんは賃貸マンションに住まれたことは?」

眞鍋:「ずっと賃貸です」

池:「家賃が急に下がったり上がったりしたことは?」

眞鍋:「急にはないですね」

池:「そうですよね。絶対とは言い切れませんが、極端には変動しにくいという利点を使った商品がこの『みんなで大家さん』シリーズなんです」

眞鍋:「なるほど~。安心感がありますね。“比較的安定しているんだよ”とは逆に、他の金融商品と比べてここはリスクかなっていう点は何でしょう?」

池:「入っていたテナントが抜けてしまったり、物件自体が天災などで崩壊してしまったら、一時的には分配できなくなってしまいます」

眞鍋:「あくまで家賃収入を分配するという商品ですもんね。ちなみに、分配っていつ行なわれるんですか?」

池:「分配は2か月に1回、奇数月です。こちらの商品は当初、シニア層を対象としたものだったので、奇数月に配当があれば、毎月安定した収益を得られます、というコンセプトなんです」

眞鍋:「うわ~、シニアの方にとってそれはうれしいですね。しかも、私ちょっと驚いてしまったのですが、想定分配率が6%!」

池:「はい。『みんなで大家さん』は今回で4号となりますが、隔月の分配率も、満期での出資金償還についても、現在のところ想定通りとなっております」

眞鍋:「じゃあ、一口投資していたとすると、3年間で想定18万円(税引き前)が分配となるわけですね。そりゃあ得だわ!」

池:「そうですね、おかげさまで」
 
※マネーポスト2011年1月号

関連記事

トピックス

世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《坂口健太郎との熱愛過去》25歳の永野芽郁が男性の共演者を“お兄ちゃん”と呼んできたリアルな事情
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン
国民に「リトル・マリウス」と呼ばれ親しまれてきたマリウス・ボルグ・ホイビー氏(NTB/共同通信イメージズ)
ノルウェー王室の人気者「リトル・マリウス」がレイプ4件を含む32件の罪で衝撃の起訴「壁に刺さったナイフ」「複数の女性の性的画像」
NEWSポストセブン
愛子さまが佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”とは(時事通信フォト)
《淡いピンクがイメージカラー》「オシャレになった」「洗練されていく」と評判の愛子さま、佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン
藤澤五月さん(時事通信フォト)
《五輪出場消滅したロコ・ソラーレの今後》藤澤五月は「次のことをゆっくり考える」ライフステージが変化…メンバーに突きつけられた4年後への高いハードル
NEWSポストセブン
石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン