本来であれば、このオフは完成した別荘で過ごせるはずだった大谷翔平(写真/アフロ)
「日に日に成長しているのが、毎日の楽しみです」。1月31日(日本時間2月1日)に開催されたロサンゼルス・ドジャースのファン感謝イベントで、大谷翔平(31才)は昨年4月に誕生した長女についてそう語った。柔らかな笑顔は、どこにでもいる父親そのもの。193cmの長身を生かした“高い高い”が、「人よりも掲げる位置が高いので、彼女的には楽しいと思う」と自身の“長所”を明かして会場を沸かせた。だが、大谷が語る「穏やかな家族の日常」は、厳戒態勢の上に成り立っているものだ。
「大谷選手の自宅は、警備会社による24時間体制の監視が敷かれ、オフシーズンでもイベントなどで真美子さんや娘を残して家を空ける際には、警備員が増員されています。さらに地元警察と連携し、パトカーが定期的に自宅周辺を巡回。すべては、真美子さんと娘を守るためです」(在米ジャーナリスト)
3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場が決まっている大谷。今大会はマウンドには立たず打者に専念し、二刀流は封印となる。2月下旬には凱旋帰国し、代表チームに合流する予定だ。
その直前の2月23日、大谷が抱える「訴訟問題」がひとつの山場を迎える。発端は大谷が「購入者第1号」となったハワイの別荘地開発。リゾート開発会社とプロモーション契約を結び、2024年春までに大谷が「パラダイスを見つけました」などと語る広告動画が販売会社のホームページに掲載された。
ところが昨年8月、ハワイの不動産デベロッパーと不動産ブローカーが、「リゾート開発プロジェクトから不当に排除された」と主張し、大谷と代理人のネズ・バレロ氏を提訴した。
「それに対し大谷選手サイドは『別の不動産プロジェクトで、名前や写真が不正に利用されていたため』と主張。昨年10月、ハワイ州の裁判所に訴状の棄却を求める申立てを提出しました」(別の在米ジャーナリスト)
原告側は徹底抗戦の姿勢を見せ、棄却申立てに対し、大谷サイドに証拠開示を要求する申立てを提出した。2月23日は、大谷サイドの棄却申立てについて審理が行われる“運命の日”なのだ。
「裁判のために双方が提出した書類は約50通ですが、修正や追加が繰り返されて、全部で140通ほどに膨らんでいます。もっとも、いまは私的な部分や機密事項などは、ほとんど黒塗りにされています。
しかし、もし訴えが棄却されず、原告の証拠開示要求が認められれば、黒塗りになっている大谷選手と代理人であるバレロ氏とのギャラなどの契約詳細、資産運用の内幕、そして意思決定のプロセスといったものが開示される可能性があります。これは大谷選手にとっては想定外。この日の審理は彼にとって、かなり重要と言える」(前出・別の在米ジャーナリスト)
WBCの前に、負けられない闘いが始まる。
※女性セブン2026年2月19・26日号
