【ケース2】Iさん(50歳・銀行勤務)
彼女は会社の部下でした。年末年始、私は家族と帰省していたので会えませんでしたが、毎日会社で顔を合わせているから彼女も寂しくないだろうと思っていたんです。それどころか私としてはしばらく会えなかったことが逆に新鮮で、仕事始めの日に「久しぶりだし燃えそうだね」と、コソッと彼女に冗談めかしていったんです。
すると彼女は突然、ドンッと机を叩いて、大声で「私のこと何だと思ってるの! 私がどんな気持ちで休みを過ごしたか分かってないのね」と泣き出してしまい、なだめるのが大変でした。
※週刊ポスト2011年2月4日号