7月下旬の深夜、飲食街が立ち並ぶ商店街を通り抜け、1台のタクシーが複雑に入り組んだ住宅街を走る。狭い通りを何度も切り返し、とあるマンションの前に到着すると、車の中からひとりの女性がさっと降り、マンションの中へと走り去った。
髪をグレーのキャスケットにつめこみ、白いマスクで顔を隠したその女性は、『Perfume』のあ~ちゃん、西脇綾香(22)だった。彼女がはいっていった部屋の主は森進一(63)と森昌子(52)の長男で、ロックバンド『ONE OK ROCK』のボーカル、Taka(森田貴寛・23才)だった。
「ここ最近、よくあ~ちゃんを見ますよ。いつも帽子やマスクで顔を隠しているから、逆にものすごく目立ってるんですよね。合鍵も持っているみたいで、早朝、深夜問わずひとりで自由に出入りしていますよ」(近所の住民)
その夜も西脇は合鍵を使ってひとり、Takaの部屋へ。彼の部屋の灯りがつくと、ほどなくTakaが帰宅した。
ふたりの所属事務所に聞くと、「ふたりは仲の良い友人です。その日はTakaの喉の調子が悪く、西脇が薬を届けたと聞いています。交際はしていません。合鍵も持っていません」との答えだった。ふたりの知人はこう話す。
「ふたりは同じ事務所で、年も近いのでメンバー同士すごく仲が良いんです。Takaとあ~ちゃんには、長くつきあっていた恋人がいたんですが、ちょうど同じ時期に別れたんですよね。それで恋バナをするうちに、一気に距離が縮まって、7月には互いの家も行き来するようになってました」
冒頭のシーンに戻ると、Takaが帰宅してしばらくすると、ふたりの友人も合流。西脇が友人とともにTakaの家を後にしたのは、午前5時過ぎのことだった。
※女性セブン2011年8月18日号