ライフ

知ったかぶり38才父 TPPとAKBを間違い子供に指摘される

 見栄っ張りのバカダンナほど、腹立たしいものはない! と、不満をぶちまけるのは、東京都在住のパート勤務・Fさん(41)。小6の長女と小4の長男といっしょに、2LDKのマンションに住む夫(38)の知ったかぶりが、とにかくヒドいというのだ。

 * * *
「そうそう、知ってた」。これがわがバカダンナの口癖なの。クイズ番組を家族で見ると夫は得意げに「○□△?」と誰よりも早く解答する。そして半分以上は不正解なの。

 そんなことどうでもいいのにさ。正解が発表されるたびに、「そうそう、これだよ、これ」「ああ、そっちかぁ。知ってたやつだ」って、見苦しいったらありゃしない。立て続けに不正解のときは「考えすぎちゃった。知ってたほうでよかったんだな」って、かっこつけるの。

 しかし、血は争えないね。最近は小4の息子もクイズに目覚めてダンナとふたり張り合って答えをいい合ってるの。ダンナが正解、息子が不正解のときは「だから、わかんないことはパパに聞けって」って鬼の首でもとったよう。反対に息子が正解で、ダンナが不正解のときは大変よ。

「あ、そう。それはパパ、知ってたけど、問題に欠陥があるよ」と、うんちくでごまかすの。

 笑っちゃったのは、息子がダンナに「TPPって何?」って聞いたとき。ダンナってば「秋葉原から出たアイドルグループだろ」っていったのよ。息子が、「それはAKB」っていうと「そうだよね。そっちじゃないよな」。

 聞いちゃいられないって。これ以上、父親の威厳を落とすと教育上よくないからさ。「んもう、お父さんったら冗談好きなんだから。日本の参加をめぐって賛成派と反対派で議論になってるTPPって知ってるくせに?」って助け船を出したわよ。

※女性セブン2011年12月1日号

あわせて読みたい

関連キーワード

トピックス

大谷と真美子夫人の出勤ルーティンとは
《真美子さんとの出勤ルーティン》大谷翔平が「10万円前後のセレブ向けベビーカー」を押して球場入りする理由【愛娘とともにリラックス】
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(秋田県上小阿仁村の住居で発見されたクマのおぞましい足跡「全自動さじなげ委員会」提供/PIXTA)
「飼い犬もズタズタに」「車に爪あとがベタベタと…」空腹グマがまたも殺人、遺体から浮かび上がった“激しい殺意”と数日前の“事故の前兆”《岩手県・クマ被害》
NEWSポストセブン
「秋の園遊会」でペールブルーを選ばれた皇后雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《洋装スタイルで魅せた》皇后雅子さま、秋の園遊会でペールブルーのセットアップをお召しに 寒色でもくすみカラーで秋らしさを感じさせるコーデ
NEWSポストセブン
チャリティーバザーを訪問された秋篠宮家・次女の佳子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《4年会えていない姉への思いも?》佳子さま、8年前に小室眞子さんが着用した“お下がり”ワンピで登場 民族衣装のようなデザインにパールをプラスしてエレガントに
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)。千葉のビジネス専門学校へ入学しようと考えていたという
「『彼女がめっちゃ泣いていた』と相談を…」“背が低くておとなしい”浅香真美容疑者(32)と“ハンサムな弟”バダルさん(21)の「破局トラブル」とは《刺されたネパール人の兄が証言》
約2時間30分のインタビューで語り尽くした西岡さん
フジテレビ倍率2500倍、マンション購入6.2億円…異色の経歴を持つ元アナ西岡孝洋が明かす「フジテレビの看板を下ろしたかった」本当のワケ
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)。アルバイトをしながら日本語を学んでいた
「ホテルで胸を…」11歳年上の交際相手女性・浅香真美容疑者(32)に殺害されたバダルさん(21)の“魅力的な素顔”を兄が告白【千葉・ネパール人殺害】
佳子さまの“着帽なし”の装いが物議を醸している(写真/共同通信社)
「マナーとして大丈夫なのか」と心配の声も…佳子さま“脱帽ファッション”に込められた「姉の眞子さんから受け継ぐ」日本の伝統文化への思い
週刊ポスト
医師がおすすめ!ウイルスなどの感染症対策に大切なこととは…?(写真はイメージです)
感染予防の新常識は「のどを制するものが冬を制する」 風邪の季節に注意すべき“のど乾燥スパイラル”とは?
NEWSポストセブン
「秋の園遊会」に出席された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《秋の園遊会》 赤色&花の飾りで“仲良し”コーデ 愛子さまは上品なきれいめスタイル、佳子さまはガーリーなデザイン
NEWSポストセブン
真美子さんが“奥様会”の写真に登場するたびに話題に(Instagram /時事通信フォト)
《ピチピチTシャツをデニムジャケットで覆って》大谷翔平の妻・真美子さん「奥様会」での活動を支える“元モデル先輩ママ” 横並びで笑顔を見せて
NEWSポストセブン
クマによる被害が相次いでいる(左・イメージマート)
《男女4人死傷の“秋田殺人グマ”》被害者には「顔に大きく爪で抉られた痕跡」、「クラクションを鳴らしたら軽トラに突進」目撃者男性を襲った恐怖の一幕
NEWSポストセブン