ライフ

引っ越しにまつわるトラブル 「傷」他大体4つに大別される

 3~4月は1年でもっとも引っ越し件数の多い時期ということもあり、トラブルも急増する。国民生活センターの清水碧里さんに話を聞いた。

「毎年、約2000件以上の引っ越しトラブルが発生し、なかでも、約束不履行、傷、紛失、見積もりに関するトラブルが上位に。運搬時にパソコンなど壊れやすいものは事前に伝え、傷や紛失がないかその場でチェックして、できるだけトラブル回避を心がけてください」。

 主な引っ越しのトラブルは4つに大別される。

 例えば、「約束の日に業者がこなくて、アパートの退出が1日遅れ、延滞料金まで支払った」「女性スタッフが作業してくれるプランを頼んだのに、来たのは男性だった」などの“約束不履行”。

 また、「引っ越し後、荷物がなくなったが業者は渡したの一点張り。私の荷物はどこへ?」「段ボールがひとつ足りず、すぐに連絡したが、対応してもらえなかった…」といった“紛失”も少なくない。

 更には、住居や運搬物に“傷”がつくケースも。「冷蔵庫などを、マットを敷いて運んでくれず、新居の床に目立つ傷がついてショック」「運搬後、パソコンが起動しなくなったのに、責任をとってもらえなかった」といった声が挙がっている。

 そして、意外と多いのが最初の“見積もり”段階から派生するトラブル。「見積もり後にキャンセルしたら段ボールの引き取りを巡ってトラブルに」「見積もりをしてもらったのに、荷物が積みきらず、積みきらなかった分を仕方なく処分した」など、引っ越しにまつわるトラブルは後を絶たない。

※独立行政法人 国民生活センター、HPより引用

※女性セブン2012年3月15日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

「ビッグダディ」こと林下清志さん(60)
《借金で10年間消息不明の息子も》ビッグダディが明かす“4男5女と三つ子”の子供たちの現在「メイドカフェ店員」「コンビニ店長」「3児の母」番組終了から12年
NEWSポストセブン
女児盗撮の疑いで逮捕の小瀬村史也容疑者(37)。新たに”わいせつ行為”の余罪が明らかになった
「よくタブレットで子どもを撮っていた」不同意わいせつ行為で再逮捕の小瀬村史也容疑者が“盗撮し放題だったワケ” 保護者は「『(被害者は)わからない』の一点張りで…」
NEWSポストセブン
「ビッグダディ」こと林下清志さん(60)
《多産DVを語ったビッグダディ》「子どもができたら勝手に堕ろすんじゃないぞ」4男6女の父として子供たちに厳しく言い聞かせた理由
NEWSポストセブン
成年式を控える悠仁さまと第1子を出産したばかりの眞子さん(写真・右/JMPA)
眞子さん、悠仁さまの成年式を欠席か いまなお秋篠宮家との断絶は根深く、連絡を取るのは佳子さまのみ “晴れの日に水を差す事態”への懸念も
女性セブン
ボニー・ブルーとの2ショット(インスタグラムより)
《タダで行為できます》金髪インフルエンサー(26)と関係を持った18歳青年「僕は楽しんだから、被害者になったわけじゃない」 “捕食者”との批判殺到に反論
NEWSポストセブン
2人は結婚3年目
《長髪62歳イケオジ夫との初夫婦姿》45歳の女優・ともさかりえ、3度目の結婚生活はハッピー 2度の離婚を乗り越えた現在
NEWSポストセブン
オーナーが出入りしていた店に貼られていた紙
「高級外車に乗り込んで…」岐阜・池田温泉旅館から“夜逃げ”したオーナーが直撃取材に見せた「怒りの表情」 委託していた町の職員も「現在もまだ旅館に入れない」と嘆き
NEWSポストセブン
記者の顔以外の一面を明かしてくれた川中さん
「夢はジャーナリストか政治家」政治スクープをすっぱ抜いた中学生記者・川中だいじさん(14)が出馬した生徒会長選挙で戦った「ものすごいライバル候補」と「人心を掴んだパフォーマンス」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博内の『景福宮』での重大な疑惑が発覚した(時事通信)
《万博店舗スタッフが告発》人気韓国料理店で“すっぱい匂いのチャプチェ”提供か…料理長が書いた「始末書」が存在、運営会社は「食品衛生上の問題はなかった」「異常な臭いはなかった」と反論
NEWSポストセブン
63歳で初めて人生を振り返った俳優・小沢仁志さん
《63歳で初めて人生を振り返った俳優・小沢仁志》不良役演じた『ビー・バップ』『スクール☆ウォーズ』で激変した人生「自分の限界を超える快感を得ちまった」
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがニューシングル『Letter』をリリース(写真・左/AFLO、写真・右/Xより)
羽生結弦の元妻のバイオリニスト・末延麻裕子さん、“因縁の8月”にニューシングル発売 羽生にとっては“消せない影”となるのか 
女性セブン
雅子さまのご静養に同行する愛子さま(2025年8月、静岡県下田市。撮影/JMPA) 
愛子さま、雅子さまのご静養にすべて同行する“熱情” そばに寄り添う“幼なじみ”は大手造船会社のご子息、両陛下からも全幅の信頼 
女性セブン