スポーツ
2012.04.04 07:00 週刊ポスト
森本レオ ジャンボ鶴田と前田日明のどちらが強いかを分析
「本当は誰が一番強かったのか」──ファンならば誰もが熱く議論したこの永遠のテーマに、芸能界屈指のプロレスファンである俳優・森本レオと芸人・有田哲平が、ついに答えを出す。
* * *
――最強といえば、ジャンボ鶴田という声も根強いです。
有田:やっぱり長州(力)とやった60分フルタイムの試合(1985年)がすごかった。長州が新日を離脱して全日に来て、ついに鶴田とやると。でも60分やって長州はヘトヘトなのに、終わったあと鶴田はケロッと引き上げてましたからね。そのあと控室で平然とスクワットやってたという話もあったし。以前、長州さんに会ったとき聞いたら、「鶴田さんはすごい、かなわない」って認めてましたから。
森本:鶴田は筋肉のモノが違うよね。長州が短期決戦型なら、鶴田は長期戦型。私はあの試合を見て、ルー・テーズと力道山の試合を思い出しました。力道山が何を仕掛けても、テーズは全然疲れないんです。だけど、必殺技のバックドロップを脚で引っ掛けて返した場面は、さすが力道山だと思ったなあ。
――前田日明と鶴田がもし戦っていたら?
有田:前田がガンガン行っても、やっぱり長州と同じで鶴田にのらりくらりとすかされるんじゃないかな。あと、鶴田が天龍(源一郎)戦で喉元にチョップ打たれたことにキレて、パワーボム一発で失神させちゃったことがあるでしょう(1989年)。ああいうとこを見ちゃうと……。
森本:あの人はプロレス来ちゃいけないレベルの人材だよね。だけど鶴田は本気にならないでしょう。たとえば1億円懸けて戦うとなった場合には、喧嘩に対する覚悟や貪欲さにおいて前田だと思います。
※週刊ポスト2012年4月13日号
関連記事
トピックス

ついに動き出す「トランプ・チャンネル」を支える2人の大物
NEWSポストセブン

1日6万円の休業協力金 「焼け太り」する飲食店もあれば「闇営業」も
NEWSポストセブン

新型コロナウイルス「ヤバ過ぎ派」と「騒ぎ過ぎ派」分断の現在
週刊ポスト

中国から持ち込まれた闇ワクチン 予約リストには大御所芸能人の名も
週刊ポスト

きゃりーぱみゅぱみゅ 「セレブ化」にファンが心境複雑
NEWSポストセブン

橋本環奈「時間が足りず」20時過ぎて… 会員制高級焼肉店で女子会
女性セブン

大江WBSが夜10時スタートに 報ステは「経済ニュース強化を」と警戒
週刊ポスト

大相撲・初場所中継でネット騒然「溜席の妖精」に話を聞いた
NEWSポストセブン