ライフ

イタい上司・残念な上司 「Facebook友だち申請」「褒めてネクタイ」

突然の上司の依頼にも奮闘する向井理

4月も半ば。ネット上では「社会人辛すぎ 」など、新社会人が早くも弱音を吐露する姿がみられるが、アサヒビールは16日から、向井理がサラリーマンに扮するクリアアサヒのCMを展開。早々と仕事を切り上げ、同僚たちと焼き鳥屋さんで飲み会♪ と席を立とうとした瞬間に上司から仕事の依頼が。はやる気持ちを抑え、「ちょっと、もう限界かなと…」と言葉をしぼり出す向井に対し、上司が「でも、あなたならできるよ」と向井の心も知らずに励ますといった内容のCMは、ブランドサイトでも公開中だ。

親と上司は選べないとはいったものだが、「あなたの身の回りの『イタい(残念な)上司の行動』」について、調査会社アイシェアは、実際にあったエピソードを調査(調査対象は、30代・40代でデスクワーク職務のある女性300名)。上司自身は見られていないと思っていても、案外周りは見ていることと、どこが見られているかが浮き彫りになった。

【周囲との関係が見えていない上司】
「ユニークだから人と合わないと思っているが実は信頼がないから避けられていることに気がついていない」
「一匹狼を気取っているが、実際はただの嫌われ者」

【行動が怪しい上司】
「仕事でパソコンを使うことはないのに常にパソコンを開いている」
「おとなしく仕事をしていると思ったら実は寝ていた」
「しょっちゅう、俺銀行に行ってくると言っては勤務中に外出し、帰ってこない」

【彼女や奥様、家族には弱い上司】
「仕事では厳しいが、仕事中に奥さんからの電話が頻繁にきていて、そのときだけは腰が低い」
「奥さんとけんかしたのか家に帰らず、会社の手洗い場でタオルをぬらし、体を洗っていた」
「携帯電話を手にずっとパソコンに張り付いていると思ったら、 奥さんとクリスマスイベントに出かける計画を相談していた」
「部下に仕事を押し付けて、彼女のためにさっさと帰宅してしまう」
「自分の子供優先で年間行事参加のために自分が一番に年休取得計画を出す」

【褒められたい上司】
「自分をヨイショしてくれないとイジケル上司」
「他の人の動物柄のネクタイをほめていたら、翌日動物柄のネクタイをしてきた」

【輪に入りたい、仲良くなりたい上司】
「飲みの席になると、おやじギャグを言う」
「新人でかわいい女の子が入ると何としても自分のチームに入れようと必死になる。自分のチームに配属されたら、コミュニケーションをとりたいので、面倒くさいほど指導するため嫌われてしまう」
「Facebookでやたらと友達リクエストしてくる副社長。社内の仲間と飲んでる写真とかをアップしたとたんにコメントを書き込んでくる。仲間に混じりたいアピール満々でうざい」
「いつも独り言をいってるので、無視してたら『話しかけてるんだから答えろよ』と怒られた」

【余計なことをする上司】
「変なサイトを見てパソコンにウイルスをまき散らしてくれた」
「お菓子を職場の色々な場所で食べ、食べカスが色々な所に落ちている」

【おねだり&ケチケチ上司】
「おみやげもう一つちょうだい、とお菓子をねだられた。50代の部長なのに」
「外で配っているお菓子をもらってきて喜んで帰ってきたが、ひとりじめしてカバンにしまった」
「たばこやおかしといった、ちょっとしたものを盗む」
「日経新聞を帰りにいつも持って帰る」
「部下を飲みに誘っておきながら、割り勘 しかも自分がお酒を飲めないので、お酒分はださなかった」

その他、「鼻をほじる」「携帯電話を会社で充電する」「お気に入りの野球チームが負けると翌日機嫌が悪い」等々。上司の行動に、セコい部分やプライベートを持ち出している部分、感情的な部分がかいま見えると、残念になってしまう人が多い。また、一生懸命輪に入ろうとするのが、かえって痛々しく思われていることも…。

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン