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スカイツリーのエレベーター 350mを分速600mで上がる

 5月22日にオープンする東京スカイツリー。日本の技術の粋が込められた塔だが、オープンまでに知っておきたい建設秘話を紹介する。

【中心の誤差2cm以下、タワークレーンの職人技】
 高さ634mまで建材を組み立てていったのは、大林組のタワークレーン。スカイツリーの頂点がきっちり中心にくるように、工事期間中は複数のGPSから24時間、毎秒数コマのデータを取り続け、正確な中心点の位置を確認した。最終的に頂上と中心点の精度誤差はわずか2cm以下という精密さだった。

【絶景を生み出すガラスの傾斜角度】
 高さ350mにある天望デッキ(第1展望台)は、ガラス面が外側に19度傾斜している。これにより、足もとの景色が広がって見えるだけでなく、夕方や夜でも室内の照明がガラス面に反射せず、外の風景がよりクリアに見える効果も。安全を考慮して、厚さ10mmの倍強度ガラスを2枚重ねた。

【日本一速いエレベーター】
 天望デッキ(地上350m)まで、40人乗り大容量エレベーターとしては日本一の速さ、分速600mで到着する。所要時間はわずか50秒。この最新鋭のエレベーターをつくったのは、台湾の「台北101」の世界最高速エレベーター(分速1010m)も手がけた東芝エレベータだ。

※女性セブン2012年5月10・17日号

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