ライフ

女性による壮絶DV 男性が土下座させられ踏みつけられる例も

 早乙女太一(20才)による恋人、西山茉希(26才)への暴力が明らかになったが、芸能界ではほかにも泥沼裁判中に妻・美元へのDV現場の音声が流出した高嶋政伸など、DVの事例は多い。巷でもDV男が増えているが、一方で、男性が被害者となる女性によるDVもあるという。その実態について、恋人・夫婦仲相談所所長の二松まゆみさんに聞いた。

 * * *
 私のところにも女性によるDVで相談にくる男性はかなり増えています。女性によるDVの特徴としては、相手が弱っているときに強気になって暴力的になっていく点があげられます。例えば、生活費を使ってしまったなど、明らかに男性が悪いという状況で、その男性が謝っているにも関わらず、さらに土下座をさせて踏みつけるなどのケースです。なかには、男性の腕を折ってしまうなどの事例もあります。

 精神的なDVもあります。食事の準備や洗濯など、夫に関する家事を一切しないとか、じわじわと責めるケースも多い。ほかにも、夫の給料を全部自分のところに入れてしまって、夫にはお金を渡さない、とか。

 また、女性の場合は男性に力でかなわないのに対し、相手を言葉で責めるのは得意なので、精神的に痛めつけるようなことをいう場合が多いですね。同じ小言を毎日何度もぐちぐちといい続けたため、男性が精神的に参ってしまったという相談もありました

 男性によるDVとの違いは、男性の場合、暴力をふるった後に謝ったり泣いたりするなどの特徴がありますが、女性の場合は感情的になって泣くことはありますが、謝ることはあまりないことです。たとえ泣いたとしても、徹底的に相手をこらしめる“モンスターワイフ”が多いですね。

 ただ、女性によるDVの場合、男性が生活費を勝手に使ってしまった、浮気をした、無断外泊が続くとか、明らかに男性が悪いパターンが多いように思います。

 とはいえ、DVが起きるのは、夫婦間のコミュニケーションが取れていないというのがいちばんの原因です。世間から見て“素敵な奥さん”といわれている妻が突然、豹変して暴れるようになったという報告もありますが、それは夫が気づかなかったほど、ストレスを抱え込んでいたからだと思います。男性は日ごろから妻や彼女に不満や不安がないか注意することを忘れず、精神的に何かため込んでいるようだったら解消してあげること。夫婦や恋人同士で、なにごとも話し合うことが大切ではないでしょうか。

関連記事

トピックス

大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン