ライフ

トマトの研究続ける白衣の29歳美女 やっぱり色白ツルツル肌

カゴメ総合研究所 研究員/大亀友華さん

色白肌。すらりとした長身。着ている白衣からは理科系エリートの雰囲気がにじみ出ている。●●女子シリーズもいろいろだが、彼女はまさしく理系女子。万能すぎるパワーが次々に明らかになり、今年はトマト旋風が吹き荒れているが、入社以来、トマトの摂取と身体との関連を科学的な立場で研究し続けているのはカゴメ総合研究所の大亀友華さん(29歳)だ。

大亀さんはカゴメ総合研究所 自然健康研究部・バイオジェニクス研究グループの研究員。

「トマトの成分・リコピンを研究しています。リコピンは油に溶けやすい成分で、油分と一緒に摂ると身体への吸収がいいとか、生よりもトマトジュースを摂取したほうがより消化器での吸収が良く、内臓はもとより、さらに肌にも運ばれて蓄積されるといったことなどです。そして、このリコピンが内臓や肌の中でどのような働きをするのか、どうがんばってくれているのか。その作用が研究のテーマになります」

ふむふむ。毎日リコピンの効能などを研究しているわけですね。

「肌は紫外線、乾燥など、さまざまなストレスにさらされています。そういったストレスを放置しておくと、活性酸素が発生して、メラニンなどの『しみ』の原因ができてしまうんです。活性酸素というのは、皮膚中のコラーゲンを壊す働きもあります。そうするとシワの原因になったりしますね。リコピンには美白・美肌効果があることがわかってきていますが、そうしたお肌の老化を、リコピンがどうやって防いでいるかを解明する毎日です」

なるほど。大亀さんの話をきいていると、研究対象だけでなく、ご本人の美肌の秘密もリコピンのせいなのではないか、という気がしてくる。研究を日常生活のなかで活かしたりすることは?

「うーん、そうですね。肌がきれいだと言っていただくことはあります。そういうときには毎朝トマトジュースを飲んでいるからなのかな、と思ったりします」

思わず「やっぱり!」とつぶやいてしまった記者。大亀さんのお肌は、本当に透き通るくらい白く美しいのだ。二日酔いでよく肌荒れになる筆者とは大違いである。そういえば、お酒を飲むときに、トマトジュースを一緒に飲むといいという研究結果もあったな。

――ところで、お酒は飲まれますか?
「好きですね。特に日本酒が」

うわ、即答。しかも日本酒とは、なかなか飲めるクチ!?

――お酒を飲むときに、トマトジュースを一緒に飲むといいという話も聞いたんですが…。
「そうなんです。アルコールを飲む時にトマトジュースも一緒に飲むと、アルコールの吸収が緩やかになることがこれまでの研究で分かっています。でも私、二日酔いになったことがないので、その辺は実感したことはないんですよ……。すみませんっ」

涼やかな顔をして微笑む大亀さん。二日酔いになったことがないというが、きっと悪酔いもしたことがないのだろう。それがトマトジュースの効果なのかどうかは定かでないが、個人的にはお酒のときのリコピン効果よりも美肌効果のほうが実感、ということのようだ。

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
由莉は愛子さまの自然体の笑顔を引き出していた(2021年11月、東京・千代田区/宮内庁提供)
愛子さま、愛犬「由莉」との別れ 7才から連れ添った“妹のような存在は登校困難時の良きサポート役、セラピー犬として小児病棟でも活動
女性セブン
インフルエンサーのアニー・ナイト(Instagramより)
海外の20代女性インフルエンサー「6時間で583人の男性と関係を持つ」企画で8600万円ゲット…ついに夢のマイホームを購入
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
2014年に結婚した2人(左・時事通信フォト)
《仲間由紀恵「妊活中の不倫報道」乗り越えた8年》双子の母となった妻の手料理に夫・田中哲司は“幸せ太り”、「子どもたちがうるさくてすみません」の家族旅行
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
《大学時代は自由奔放》学歴詐称疑惑の田久保市長、地元住民が語る素顔「裏表がなくて、ひょうきんな方」「お母さんは『自由気ままな放蕩娘』と…」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト