芸能

話題のネガティブすぎる美形モデル「“気持ち悪い”は褒め言葉」

イケメンなのにネガティブと話題のモデル栗原類

 バラエティー番組への出演を機に、イケメンなのにネガティブすぎるとネットで話題の高校生モデルがいる。有名ファッション誌やショーなどでも活躍している栗原類(17才)だ。端正な顔立ちでスラリと脚が伸びた長身。華やかな世界にいながら、“女性にモテることはありえない”“4回告白して全てフラれる”など、発言がことごとくネガティブというギャップがネットでウケている。気になる素顔をのぞくべく、本人を直撃した。

――ネガティブなイケメンということで話題ですけど、どう思いますか?
栗原:そういうふうに思われてるんですね、って思うんです。自分はネガティブとも思いませんし…イケメンとも思ってないんで。

――なぜモデルになったんですか?
栗原:それはあの、小さいころから親に事務所に登録されて…。小学5年になってから雑誌のモデルをやって、それからしばらく仕事がなくなったんですけど、中学2年のころから『MEN’S NON-NO』とかにも起用されて、仕事がありがたくくるというふうに…。

――モデル業界は競争の世界だと思いますが、自己主張とかできますか?
栗原:自己主張できるものといえば、あごが軟らかいだけなんですけど…。

――あごが軟らかいってどういうことですか?
栗原:あの…なんかゼラチンみたいというか…。でもそれが仕事で使えるとは思えなくてむしろ、写真に写るとなんかイノキっぽくて…、ちょっとアゴが出ちゃってると思うので(溜息混じりに)。

――将来の夢はありますか?
栗原:夢はいまのところは、役者として変人役とか、悪役とかいろいろやってみたいということですね。善人ではないけれども変わっているとか、味がある脇役がやりたいです。

――どんな作品に出たいですか?
栗原:(大きく鼻で息を吸って)作品ですと、あの…映画監督の三木聡さんの作品とか…。あと、まぁドタバタギャグというかそういうものにも出たいです。

――ラブストーリーはどうですか? 恋愛とか?
栗原:フッ…。恋愛が非常に無理。ぼくが恋愛は無理なので、どうやってうまく表現すればいいのか…というのがほんとに難しいんですよね。

――興味があることはなんですか?
栗原:興味があること…。それって何でもよろしいんですか? 興味があるといえば、ひとり焼肉というふうなものに興味があります。

――ひとり焼肉ですか! ほかに趣味や好きなことはありますか?
栗原:趣味とかは、映画観賞やゲームとか、最近は掃除とかにも…。

――いままでにすごくテンションが上がったことって?
栗原:ないんですよね。テンション上がること自体ないんです。

――子供のころは?
栗原:子供のころも思い出せないんですよね、なんか(声が裏返りながら)。テンション上がること自体ないのでいまのところ。

――何かにショックを受けたこともないですか?
栗原:まぁフラれたこと以外ないですね、いまのところは。まぁ…、駄作なのに興行収入がいい映画を見たときとかいろいろありますけど…。

――自分の性格をどう思ってますか?
栗原:根暗、孤独、みじめ…あとは、用心深い? 慎重? 控えめ?…ワカリマセン。

――なんでみじめだと思うんですか?
栗原:他人がやりそうなことを自分はやらないですし、他人がここで大喜びするところで自分は喜ばないので、みじめだと思うんですよね。

――じゃあ喜びたいんですか? テンション上げたい?
栗原:テンション上げたいというのはないんですけど、喜びたいっていうのはちょっとだけあります。

――これまですごく喜んだのはどんなときですか?
栗原:それもないんですよね、ほんとうに…(失笑)。だからみじめだと思うんですよね。

――でも映画を見てすごく感動したことはありますよね?
栗原:感動もないんですよね、実は(声が裏返りながら)。

――すごく笑ったりっていうことは…?
栗原:ないです(即答)。笑顔自体ヘタクソですし、笑ったとしても、自分の笑い声って、気持ち悪いので…(溜息混じりに)、なんか、ないですね、笑うことが。

――なぜそんなに自虐的なんですか?
栗原:まぁ自分はほかの人に比べると下っていうのがわかっていますし、浮かれませんし、自分を崩したくないって思うので。

――じゃあ変な話、明日死ぬって宣告されたらどうします? 慌てませんか?
栗原:それは慌てますもちろん。…(沈黙)。…でも問題はそのとき何をするかってことだと思うんですよね。死ぬなら、死ぬ前にお酒を飲む。いままで飲んだことありませんから。ノンアルコールは飲んだことはあるんですけど、ノンアコールでもダメだったってことは実際のお酒ではどうなのかって…。ノンアルコールでも1、2杯しか飲めませんでした。

――もっとやりたいことはありませんか? 女の子とデートしたいとか?
栗原:つきあってくれる人がいないので、それはありえないんですホントに何があっても。

――いわれてうれしいことは?
栗原:むしろ褒めてくれないほうがうれしいんですよ。かっこよくないね~っていわれるのがうれしいんです。軽蔑されるのも嫌いじゃないですし。気持ち悪いっていわれるのはぼくにとって褒め言葉のひとつだと思うんで。

【栗原類(くりはら・るい)】
1994年12月6日生まれ。身長177cm。イギリス人の父と日本人の母を持つハーフ。今年4月に『アウト×デラックス3』(フジテレビ)でバラエティー初出演。『芸能★BANG+』(日本テレビ系)でのネガティブ発言で話題に。モデルとしては、『MEN’S NON-NO』『POPEYE』などファッション誌で活躍している。

関連キーワード

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者
《追突事故から4ヶ月》広末涼子(45)撮影中だった「復帰主演映画」の共演者が困惑「降板か代役か、今も結論が出ていない…」
NEWSポストセブン
殺害された二コーリさん(Facebookより)
《湖の底から15歳少女の遺体発見》両腕両脚が切断、背中には麻薬・武装組織の頭文字“PCC”が刻まれ…身柄を確保された“意外な犯人”【ブラジル・サンパウロ州】
NEWSポストセブン
山本由伸の自宅で強盗未遂事件があったと報じられた(左は共同、右はbackgrid/アフロ)
「31億円豪邸の窓ガラスが破壊され…」山本由伸の自宅で強盗未遂事件、昨年11月には付近で「彼女とツーショット報道」も
NEWSポストセブン
佳子さまも被害にあった「ディープフェイク」問題(時事通信フォト)
《佳子さまも標的にされる“ディープフェイク動画”》各国では対策が強化されるなか、日本国内では直接取り締まる法律がない現状 宮内庁に問う「どう対応するのか」
週刊ポスト
『あんぱん』の「朝田三姉妹」を起用するCMが激増
今田美桜、河合優実、原菜乃華『あんぱん』朝田三姉妹が席巻中 CM界の優等生として活躍する朝ドラヒロインたち
女性セブン
東日本大震災発生時、ブルーインパルスは松島基地を離れていた(時事通信フォト)
《津波警報で避難は?》3.11で難を逃れた「ブルーインパルス」現在の居場所は…本日の飛行訓練はキャンセル
NEWSポストセブン
別府港が津波に見舞われる中、尾畠さんは待機中だ
「要請あれば、すぐ行く」別府湾で清掃活動を続ける“スーパーボランティア”尾畠春夫さん(85)に直撃 《日本列島に津波警報が発令》
NEWSポストセブン
宮城県気仙沼市では注意報が警報に変わり、津波予想も1メートルから3メートルに
「街中にサイレンが鳴り響き…」宮城・気仙沼市に旅行中の男性が語る“緊迫の朝” 「一時はネットもつながらず焦った」《日本全国で津波警報》
NEWSポストセブン
モンゴルを公式訪問された天皇皇后両陛下(2025年7月16日、撮影/横田紋子)
《モンゴルご訪問で魅了》皇后雅子さま、「民族衣装風のジャケット」や「”桜色”のセットアップ」など装いに見る“細やかなお気遣い”
夜の街での男女トラブルは社会問題でもある(写真はイメージ/Getty)
「整形費用返済のために…」現役アイドルがメンズエステ店で働くことになったきっかけ、“ストーカー化した”客から逃れるために契約した「格安スマホ」
NEWSポストセブン
大谷家の別荘が問題に直面している(写真/AFLO)
大谷翔平も購入したハワイ豪華リゾートビジネスが問題に直面 14区画中8区画が売れ残り、建設予定地はまるで荒野のような状態 トランプ大統領の影響も
女性セブン
休場が続く横綱・豊昇龍
「3場所で金星8個配給…」それでも横綱・豊昇龍に相撲協会が引退勧告できない複雑な事情 やくみつる氏は「“大豊時代”は、ちょっとイメージしづらい」
週刊ポスト