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山路徹 母親と一緒に寝る夫に悩む女性に「姑と3人で寝ろ」

 数々の修羅場をくぐりぬけてきた山路徹さん(50才)が読者のお悩みにズバリ回答。バカダンナの目線から、夫婦の問題に切りこんでいきます。

【質問】
 私のだんなはオーストラリア人(39才)。普段は私のことを大事にしてくれるのですが、彼の母親がうちに来るとマザコン夫に変貌してしまいます。私より母親のいうことを聞くし、何よりこの間、一緒のベッドに寝ていた光景を見たときはさすがにひきました。うちのだんなは特別? それとも外国人だから?(40才・自営業)

【山路徹の回答】
 あなたのだんなさんはマザコンでもなくごく普通の男性だと思います。男ってどこかマザコン気質なところがあって、最初に触れる女性である母親を大事にするんですよね。

 海外の映画を見るとよく男性がママと抱き合っているシーンがあるけれど、あれは外国人だからどうこうって話じゃなくて、実は日本の男性も気質は同じです。

 それに普段、あなたをないがしろにしているならともかく、だんなさんはあなたも大事にしているんでしょう。それならいいじゃないですか。あなたのこともだんなさんは愛してるんですよ。母親も大切にできない男が、妻を大切にできるはずはありませんから。

 ひと昔前の“冬彦さん”のようにお母さんにすべてコントロールされているだんなさんなら問題だと思います。でも、あなたのだんなさんはお母さんもあなたも大事にしているやさしい人じゃないですか。

 もしもだんなさんと彼のママが一緒に寝ていてさみしいと思うなら、あなたも一緒のベッドに入ればいいじゃないですか。ママかもしくはだんなさんを川の字にはさんで、彼の昔話を聞くんです。「ねえ、彼は子供のころどんな人だったの?」って。だんなさんのママはだんなさんのことをいちばんよく知っている女性。きっと喜んで彼の昔話をしてくれますよ。

※女性セブン2012年10月4日号

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