『梅ちゃん先生』で大ブレイクした松坂桃李(23才)。そもそも彼が大人の女性たちから“モテモテ”になったキッカケは戦隊ヒーローシリーズ出身にある、とイケメン評論家・沖直実さんは言う。
「桃李くんは2009年に『侍戦隊シンケンジャー』(テレビ朝日系)で、俳優デビューしたんですけど、戦隊ヒーロー作品って、子供と一緒にお母さんも見るんですよ。だから昔から、お母さん人気は高かったんです。その頃から応援しているファンは少なくないでしょうね」
その後、『チームバチスタ2』、『GOLD』(ともにフジテレビ系)と話題作に次々と出演し、順調にステップアップしてきた松坂。そして今年4月から、その人気を不動のモノとする『梅ちゃん先生』への出演を果たす。
「『梅ちゃん先生』のノブ役は、10代から30代くらいまで演じました。だから見ていた人の多くは、桃李くんを“自分の息子”に重ねて成長を見守っている感覚になったんだと思いますよ」(前出・沖さん)
大人女子の“母性”をくすぐる松坂だが、それはドラマの中だけではない。
「親への感謝を忘れないようにしたい」
「これからは親に連絡しようと思いました。それまでは電話をしても、ちょっと邪険にしていた部分があったので」
「祖父の墓参りにひとりで行って、こんな仕事が決まったよ、これから見ててくれって報告するんです。祖父に見守られてる感じがする」
こんな家族思いの発言が多いところも胸キュンポイントだという。
「計算じゃなく、大人の女性が喜ぶ“古き良き日本”的なコメントを普通に言っちゃう。こういう言葉って年上女性は大好きなんです。
正直、顔も“昭和”っぽいんで、若い子なんかは“何が魅力かわからない”って人も多いかもしれません。でも、自分がモテていることに気がついてない感じの素朴さもいいんですよね」(前出・沖さん)
“昭和っぽさ”“息子っぽさ”を持つだけでなく、今時の男の子っぽい“エロさ”も持ち合わせていると、沖さんは指摘する。
「昨年、写真集を出して、ヌードを披露しているんですけど、戦隊ヒーロー出身らしい鍛えられた体なんですよ。180cmを超えるモデルらしいスラッとした細身ながらも、肩幅はガッチリしていて、二の腕もパンと張りがある。幼い顔なのに、脱いだら男らしくてスゴいっていうのが萌えますよね。あと彼のプルプルした唇もセクシーなんですよ」(前出・沖さん)
※女性セブン2012年10月25日号