ライフ

タクシーの運転手に横柄な男に対して26歳OL「冷めるよね」

 日本初のタクシー会社が東京・有楽町で営業を始めて今年でちょうど100年。当初は6台からスタートしたそうですが、現在は全国で20万台以上。それだけ需要があるということですが、この密室内では今日も様々な出来事が繰り広げられているようです。OL5人がタクシー事件簿について語り合いました。

 * * *
あき(メーカー・26歳):運転手さんに横柄な口をきく男って、冷めるよね。

まこ(サービス・28歳):ウチには酔っ払って運転手さんに「ここで吐くな」ってたしなめられて逆ギレし、運転手さん殴って逮捕されたバカ部長がいるよ。

るい(広告・30歳):逆に、運転手さんに優しい人は惚れ直すよね。って私の彼がそうなんだけど、ウチに来た時、タクシーが止まって20分も出てこなくてさ。聞いたら、彼の前に乗せた客が乗り逃げ客だったとかで、愚痴を聞いてあげてたらしい。

あき:何かホッコリするよね。ところで、乗り逃げじゃないけど、タクシー代をケチろうとするヤツもいるよね。

るい:飲み会帰り、会社の人と同乗すると、ホントそれでヤんなる。いい上司は、「コレで乗ってって」なんて、お釣りがくる金額渡してくれたりするのに、セコい上司は、送ってやった上に酔ったフリしてびた一文出さなかったりしてさ(怒)

なな(アパレル・29歳):軽く殺意湧くよねw 私の同僚も、「ほらほら、女性は上座にどうぞ」とかって私をいつも奥の座席に押し込むんだけど、アソコって降りるのが一番後だから、気付けば、私がお金払わされてるんだよね。

れい(IT・27歳):運転手席の後ろって入りにくいから、高齢の人とか大変じゃん? だから最近は、助手席の後ろが上座らしいよ。

なな:へぇ、誰から聞いたの?

れい:タクシーの運転手さん。接待の時に使ったタクシーなんだけど、その人、凄い仕切りでさ。「はい、接待される人はどっち?」「じゃあ、こっち。お姉さんは若いから、助手席」なんて完璧に指導してくれちゃってさ。聞くと、前職はメーカーの総務部だったんだって。

まこ:リストラされたんだ。多いよね、最近。

れい:それいうなら、私、学生時代にバイトしてた外資系IT企業の上司と、タクシーでバッタリ再会したことがあんのよ!

なな:運転手になってたの?

れい:そうなのよ。「失礼ですけど○○部長ですか?」って聞いたら、向こうも「れいちゃんでしょ? すぐわかった」って。

るい:でも、自分の元上司とはタクシーで再会したくないよね。なんか気まずい。

あき:運転手さんが元彼なんてのもヤだよね~。

なな:「前は、俺に乗ってたのにね」なんていわれたりしてw

るい:アンタの冗談、下ネタ運転手よりタチ悪いよ!

※週刊ポスト2012年10月26日号

関連キーワード

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト