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父の一周忌をめぐり兄弟げんか 長男が庭に位牌を投げつける

 夫がバカダンナなら、その兄弟もおバカ!? 兄弟で誰がいちばん親孝行したかで口論しはじめるダンナ三兄弟にあきれるのは、ドラッグストアパートの41才主婦。その内容とは…。

 * * *
 ケンカするほど仲がいいとかいうけど、夫(44才)の三兄弟は当てはまらないと思うな。

 夫の実家は毎年、大晦日の夜に集まって顔をそろえてから年越しそばを食べるのが決まり。そのあと、除夜の鐘を聞きながら年越しのお酒なんだけど、仲良くあははと笑っているのもここまで。

 長男のひと言に酒癖の悪い三男がからんで空気がいっぺん。ついにはなだめ役の挟まれっ子の夫も参戦して、最後は取っ組み合い…ていうのが恒例だったんだけどね。

 何年か前、父親の一周忌をどうするかってことから始まって兄弟の誰がいちばん親孝行だったかで言い争い。

「病院まで毎回、送り迎えしたのはオレだぞ」と長男が言えば「そういえばこの家を建てたとき、誰がいくら出したんだっけ?」と言い出したのは年収自慢の三男。

「なら言わせてもらうけどさ。親父の葬式の香典。オレ関係ばっかだったじゃねーか」と夫。ケンカにカネがからんだとたんよ。いい年したオッサンが隣近所に聞こえるような大声を張り上げて、ついには長男が「こんなもんがあるからだ」と舅の位牌を庭に投げたのよ。

※女性セブン2013年1月10・17日号

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