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便秘で救急搬送された女性 真っ白い腸レントゲン写真に驚愕

 女性特有の悩みとして、生理痛や冷え性、貧血などがあるが、そんな中でも、とくに便秘で悩む女性は少なくない。たかが便秘と思うかも知れないが、こじらせてしまうと大変なことになるケースもある。22歳会社員女性のAさんは、14歳の頃に便秘が原因で倒れ、救急車に運ばれて入院した経験があるという。

「何日出てないかも数えていませんでした。ほんの少し、たまに出るくらいで放っておいたんです。ある日突然、学校で倒れたのですが、自力で家に帰れといわれて、意識が飛びそうなくらいの腹痛の中、電車で帰宅しました。

 家についたら視界がグラッとなって、気づいたら玄関に倒れていたんです。すぐに救急車で病院に運ばれました」(Aさん。以下、「」内同)

 病院に搬送されたAさんは、まずレントゲン写真を撮られた。激しい痛みでレントゲンを撮られた記憶はないというが、後に医師から見せられたレントゲン写真の衝撃は忘れられないという。

「腸が真っ白に映っていて、お医者さんには『すべて便です』といわれました。便とガスで真っ白に映っていたようです。さらに驚いたのは、『便が溜まる場所が無くなって、腸が新しい部屋を作ろうとしているよ』といわれたことでした。本当に恐かったです」

 そのまま、3日間の入院を余儀なくされたAさん。その入院体験も大変なものだったという。

「入院してからは、もちろん食事ができないので、点滴で栄養を摂っていましたが、痛くていたくて、全然眠れませんでした。横向きになるだけで激痛が走ったので、夜は怖くなってシクシク泣いてました」

 その後、筋肉に注射を打たれ、翌日の晩に排便があった。

「トイレにも歩いていけないので、病室の簡易トイレで済ませることになりました。その痛みは、いまだかつて味わったことのないものでした……。看護婦さんが付きっきりで助けてくれて、冗談じゃなく、本当に天使に見えました。退院する日に、はじめてゼリーを口にすることができたんです」

 Aさんは、退院後も大学時代まで、恒常的に便秘に悩まされていたというが、現在は以前と比べて快便傾向が高まっているという。彼女が便秘対策として実践している方法を教えてくれた。

「私は人より水分を取る習慣が少なかったんです。今は寝起きにすぐ1杯の水を飲みきることを習慣にしています。以前よりも腸が動きやすくなった気がしますね。あとは人差し指と親指の間の付け根にある“便秘のツボ”を押すようにしています。それから、お風呂上がりには、すりゴマときな粉を牛乳に混ぜて飲んでいます」

 Aさんは、今も自分にあった便秘対策方法を模索中だという。

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