芸能

SHOW-YA バンド名の由来に反省会開いた居酒屋『庄や』も

SHOW-YAの意外な名前の由来について語った寺田恵子

 ド派手な衣装でガールズロックバンドの先駆け的存在として1980年代の音楽シーンをリードした5人組・SHOW-YA。寺田恵子(49才)のキレのあるボーカルで一躍、トップバンドに上りつめたが、バンド結成は高校時代までさかのぼる。

「歌が好きで高校生時代にはカルメン・マキさんのコピーバンドをやっていたんですが、そのときよく通っていたスタジオの人が“女性バンドのボーカルをやらない?”って。興味がなかったので断っていたんですが、ある日“スタジオでメンバーと話をしてほしい”と。

 じゃ直接断ろうと思っていたら、そのバンドの中に同じバイト先の人がいる! まさかの顔見知りと盛り上がってしまい、断るタイミングを失ったところに、当時のリーダーが“はい決まり”って」(寺田・以下同)

 当時のバンド名はメデューサ。寺田が加入してすぐにコンテストに出場したが、予選落ちに終わった。

「居酒屋で反省会をしたんです。そこで“バンド名が悪い”という話になって。“あなたに見せてあげる”という意味を込めてSHOW-YAがいいんじゃないかって。実は、その居酒屋が『庄や』だったというのもありました(笑い)」

 そして1985年、『素敵にダンシング(Coke is it)』でデビューを果たす。しかし、CDは売れず彼女たちが注目を集めることはなかった。

「1枚目、2枚目、3枚目とサウンドは毎回変化をつけて試行錯誤。見た目も女らしくも、かわいくも、少年っぽくもやってみた。でも、どれをやっても結果は変わらない。だったら、もう好きなことしようと開き直ろうと思っていたときに、シャワー浴びる前の下着姿の自分を見て“あ、かっこいい!”って思ったんです。楽曲も衣装もさらけ出したらいいんじゃないの。そんな覚悟でやったのが、あの曲」

 それが1989年にリリースした『限界LOVERS』。8枚目のシングルでようやく30万枚を突破するロングセラーとなった。

※女性セブン2013年1月31日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン