ライフ

京都の円山公園や幡枝八幡宮などの桜名所で混雑避ける方法

 寺社をバックに咲き乱れる桜、舞妓さんにおいしい料理といえば、京都! だが人気観光地であるがゆえに、「行ってみたら、人を見物しただけだった」「写真を撮ったら、人の頭しか映ってなかった」なんてボヤく声も。混雑を避けて花見をするためにはどうするべきか。

 今年のJR東海「そうだ京都、いこう」キャンペーンCMでポスターになった妙心寺退蔵院は、ミシュラングリーンガイド2つ星を獲得した名所だ。

「CMに出てくる枝垂れ桜も美しいですが、国宝『瓢鮎図』に描かれるなまずをモチーフにしたTシャツはゆるキャラも顔負けのキュートさです」(京都市・34才・会社員)

「CM効果で混雑必至。キャンペーンのポスターになると、拝観者は3割増とか。お寺の門が開く9時より前には行かないとダメ」(東京都・38才・金融)

 八坂神社近くにある円山公園は、祇園枝垂桜も超有名。

「この時期は込み合うので、早朝を狙っていくのがツウ。寺社は8時半や9時から開門するところが多いので、人が動き始めるその前に、公園などで桜見物をすればゆっくり楽しめますよ」(東京都・38才・会社員)

 一方、左京区岩倉にある幡枝八幡宮のヤマザクラの幹周は3.67mと市内で最大級。

「この地は“桜の馬場”と呼ばれて、古くから桜並木があったところだとか。かなりのスケールで見ごたえはありますが、市内の中心から外れたところにあり、最寄りのバス停からも徒歩7分とアクセスの不便さがかえって◎。かなりの穴場」(宇治市・50才・主婦)

 左京区北白川伊織町にある銀月アパートメントは大正時代に建てられた洋館で、レトロな雰囲気が抜群。

「実はここ、かつては故・大島渚監督や竹久夢二も住んでいたという噂もあるほどの伝説のアパート。建物前には枝垂れ桜が咲いていて、建物の雰囲気と見事にマッチした風景が楽しめます。ただし今も住人がいるので、騒いだりせずマナーを持って、観賞したり撮影することが必要」(京都市・53才・主婦)

 みやこめっせと京都会館横を流れる岡崎疎水。期間限定で運行する十石舟に乗って桜を観賞できるスポット。ただし人気なので、午後に行くと満席で乗れない可能性が大だ。

「当日券のみなので、運行開始の9時半ごろに行けば比較的すいていることが多いですよ」(大阪府・30才・会社員)

※女性セブン2013年4月11日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン