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85才以上の100m走世界記録女性 毎朝健康のため生卵を飲む

 R90になっても現役でアスリートを続ける守田満さん(89才)。守田さんは女学校卒業後、八代市役所に勤務し、70才から本格的に陸上の練習を始めたという。現在は、80才以上の200m、85才以上の100mと200mで世界記録を持っている。

 そんな守田さんの元気の秘訣は、大好物の肉。

「毎朝、朝食はご飯2膳としょうゆをたらした生卵を1個か2個、しゃぶしゃぶ用の豚肉を塩こしょうで焼いたものを4~5枚。それとカルシウムのためにじゃこも食べています。昔はベーコンエッグを食べていたんですけど、味が好きなのと健康に良いと思ったので生卵に変更。食事の最初に、飲むんです(笑い)。しゃぶしゃぶ肉は黒豚が定番。豚肉はやわらかいでしょ? だから好きなの」(守田さん・以下「」内同)

 夕食は娘の恭子さんが作ってくれる。ここにもアスリートとして筋肉を保持するために必要な肉のおかずが並ぶ。

「大好物はすき焼き。肉は4~5枚必ず食べますね。歯が悪いので、ステーキだけは1cmくらいに切っていただきます。それでも1人前は食べてしまいますけど」

 8年前に夫を亡くした。一緒に会社を経営していたスポーツマンの夫は、守田さんが陸上をすることに理解が深く、海外の大会に遠征するときも同行して、万全のバックアップをしてくれたという。

 だからこそ夫が亡くなったときはひどく落ち込み、「死にたい、死にたい」と繰り返し思ったとか。

「それでも陸上があったから立ち直れました。夫が亡くなったことを考えたくなかったので、亡くなったときから、夏場は朝6時にはひとりで走り始めました。そのおかげで以前に比べてかなり長い距離を走れるようになりました。これも夫のおかげね」

 あと2か月で90才。今の目標は、7月に行われる佐賀県の大会で、90才の記録を作ることだという。

【守田さんのある日のメニュー】
<朝>ご飯2膳、しょうゆをたらした生卵1~2個、豚肉4~5枚、じゃこ少々
<昼>うなぎ店でうなぎ丼(週に2回)
<夜>サラダ、サニーレタスで巻いた焼き肉(10枚)、カンパチの刺身(10切以上)、レバーの煮込み、ご飯1膳、漬け物

※女性セブン2013年4月25日号

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