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『ミヤネ屋』人気の理由 関西の野次馬根性と芸能ネタの強さ

2013.04.20 07:00

 4月から始まった『アゲるテレビ』(フジテレビ系)が視聴率1%台を記録するなど、苦戦が続いているが、同じ午後2時台、好調をキープしている番組が『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)だ。 「『アゲるテレビ』は打倒『ミヤネ屋』ということでスタ

 4月から始まった『アゲるテレビ』(フジテレビ系)が視聴率1%台を記録するなど、苦戦が続いているが、同じ午後2時台、好調をキープしている番組が『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)だ。

「『アゲるテレビ』は打倒『ミヤネ屋』ということでスタートしましたが、始まってみたら以前の『知りたがり!』よりも数字が下がっているありさま。大塚(範一)キャスターが降板したりと不運があったとはいえ、今のところ視聴率を”アゲる”要素はありません。それだけ『ミヤネ屋』が強いということも言えるのですが…」(フジテレビ関係者)

『ミヤネ屋』は芸能から政治、国際情報といったニュースから、生活、健康情報まで扱うワイドショーだ。スタートしたのは、2006年7月。大阪の読売テレビ制作ということもあり、当初は関西ローカルだったが2008年3月より全国放送に。司会はフリーアナウンサーの宮根誠司(49才)が務めている。視聴率は6~9%台で、この時間帯としては抜群の人気を誇る。
 
 コラムニストのペリー荻野さんが、人気の秘密についてこう語る。

「関西ならではの“野次馬根性”にあると思います。宮根さんも“ホンマかいな?”と視聴者に近い目線でやっています。東京の人ならスルーしてしまうようなところや、視聴者がもうちょっと聞いてよ、と思うところを、うまくつっこんでやっていますよね。とくに芸能ネタは、視聴者の関心によく応えていると思います」

 芸能ネタが強いのはこの番組の特徴だ。4月10日放送では、上原さくらと離婚調停中の会社経営者のインタビューを報じた。4月15日には、三國連太郎さんの訃報、FUNKY MONKEY BABYSのファンキー加藤の結婚、布施明、森川由加里の結婚など2時間の番組枠をほぼ芸能ネタで構成していた。週刊誌が報じた芸能ネタを大きなボードを使って、詳しくとりあげることもある。朝のワイドショーが、グルメや生活情報を中心に扱っているのと比べると大きな違いだ。

 他局のワイドショー関係者が語る。

「今のワイドショーでは、芸能ネタはなかなかやりづらいんです。仮にスクープや独自ネタを見つけてきても、芸能プロに気を使ってできないので、結局、スポーツ紙の後追い報道だけになってしまう。『ミヤネ屋』は、大阪の読売テレビ制作だから、芸能プロなどのしがらみをあまり考えずにできる面もあると思います。

 15日の放送では巨人の澤村投手と元日テレの森アナの離婚ネタも取り上げていました。日テレ制作のワイドショーでは、いくら後追い報道とはいえ、球団、日テレに気を使ってとりあげられないでしょうからね」

 コメンテーターも幅広い業界の人を起用している。水道橋博士、ガダルカナル・タカといったお笑い芸人から、評論家・大宅映子、ジャーナリスト・見城美枝子といった硬派な人まで日替わりで起用。不定期で元テニスプレーヤーの杉山愛や野球解説者の赤星憲広らも出演している。そういった人たちを宮根が巧みにまとめることで、番組にテンポの良さが生まれている。

「宮根さんはコメンテーターに意見を求めるときも、このテーマについてはこの人に聞くと面白い答えが返ってくるというのを瞬時に判断するのがすごくうまい。コメンテーターが意外なことを言ったときに、宮根さんがどう返すかというのも視聴者には見物なんです。“ホンマ?”と驚いた表情をするのか、“そんなわけないでしょう”と反論するのか。この番組だからこその予定調和じゃないやりとりが生まれるのも、視聴者をあきさせない魅力のひとつですね」(前出・ペリー荻野さん)

『アゲるテレビ』の不調が続くなか、こちらはしばらく“サゲる”ことはなさそう。

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